テレビジョン学会技術報告
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強誘電性液晶パネルを用いた光変調素子の周波数特性 : 情報ディスプレイ : 第4回日韓台情報ディスプレイ合同研究会
貴堂 靖昭倉林 裕之桑原 道夫岡田 裕之女川 博義宮下 和雄
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1993 年 17 巻 63 号 p. 73-78

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抄録

高速応答(数100kHz)・低電圧駆動(数V)が可能な強誘電性液晶を用いた光変調素子(FLCLM)の周波数特性について検討した。光通信応用を考えた際のシステム構成、必要条件を述べた後、高周波動作上限について議論した。実験的には,変調動作に必要なヒステリシスの無い、直線性の良い静特性を得るとともに、周波数特性に関しては、25℃で遮断周波数300kHzが得られ、温度上昇に伴い改善されることを確認した。また、音声情報の伝送実験を行い、実際に簡易型の液晶変調器が実現できることを示した。

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© 1993 一般社団法人映像情報メディア学会
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