テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
ハイビジョン方式変換II : 高精細画像と一般 : 放送方式 : 映像表現 : 画像処理・コンピュータビジョン : 画像通信システム : 画像応用
曽根原 源野尻 裕司平林 洋志
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1993 年 17 巻 75 号 p. 29-36

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抄録

現行テレビに比べて情報量が多くかつ高画質が求められるHDTV映像の方式変換では、変換後の映像もHDTVの高画質が求められる。そのため高精度な動画像処理技術の研究を進めてきた。特に連続する2つの動画像間の内挿画像上に動きベクトルを割り付ける手法について研究を進め、HDTVの日本方式(1125/60/2:1)とヨーロッパ方式(1250/50/2:1)を相互に変換できるハイビジョン方式変換装置を開発した。ここでは試作した装置の概要、構成と動きベクトル場の時空間上の連続性を考慮した動きベクトル検出、割り付けについて報告する。

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© 1993 一般社団法人映像情報メディア学会
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