テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
PHBを用いた波長多重型ホログラムの新しいリアルタイム記録再生の研究 : 家庭情報機器,パーソナルマルチメディアシステムおよび一般 : 情報ディスプレイ : コンシューマエレクトロニクス : 視聴覚技術 : 映像表現 : 画像処理・コンピュータビジョン : 画像通信システム : 画像応用 : インテリジェント映像メディア
柳生 栄治西村 哲也吉村 求
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1993 年 17 巻 78 号 p. 1-5

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抄録

PHB(Persistent spectral Hole Burning)材料は、異なる波長の光の照射により、それぞれ独立に像を多重記録でき(極低温において10^4程度)、かつ現像・定着等の後処理が不要な波長多重型感光材料である。この材料を用いてホログラムを作製すれば、1枚の媒体中に多数のホログラムを波長多重に形成でき、リアルタイムな立体情報の記録・再生が可能と考えられる。今回は、キノン系PHB材料を用いて波長多重型ホログラムを作製し、数10枚の画像情報の記録・再生に成功した。この結果を基に、ホログラフィーを用いたリアルタイム立体情報の記録・再生に関して検討を行ったので報告する。

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© 1993 一般社団法人映像情報メディア学会
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