テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
FM/デジタルハイブリッド伝送における耐妨害波特性の検討 : 無線・光伝送
太田原 健綛谷 徳秀篠田 誠也大前 和哉
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1994 年 18 巻 22 号 p. 11-16

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抄録

51波のVSB-AM信号と、6MbpsQPSK信号または16Mbps16QAM信号のハイブリッド光伝送を行い、QPSKまたは16QAM信号のビット誤り率(BER)のCTB依存性を評価した。さらに、振幅分布の観点から、CTBの性質を観測した。その結果、CTBの時間平均値では一定のBERを得るための所用値とはできないことがわかった。CTBの最大値で規定する場合も、その振幅確率密度分布を考慮する必要がある。また、このCTBの振幅確率密度分布はDFB-LDに加える実効変調度によって大きく変化することがわかった。

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© 1994 一般社団法人映像情報メディア学会
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