東北大学電気通信研究所
1994 年 18 巻 30 号 p. 39-46
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単磁極ヘッドと二層膜媒体を用いた垂直磁気記録方式では,ヘッドと媒体裏打ち層とで閉磁路を形成している。媒体の裏打ち軟磁性層は成膜時の磁界分布方向であるディスクの放射状に磁化容易方向が誘導されているので,ヘッドリターンパスをトラック幅方向,媒体走行方向に付与することにより磁界分布が変化し,インダクタンスや再生感度などのヘッド性能が向上することを見い出した。また,このヘッドリターンパスと主軸極との距離などヘッドリターンパス構造の最適化を行った。
映像情報メディア学会技術報告
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