現在、生命システムの持つ情報処理機能を解明するために動物の運動パターンの解析が広く行われている。従来の実験動物における運動パターンの解析は発光体を頭に取り付け、その光で位置を検出し解析を行っていることが多かった。しかしこの方法では動物の頭に手術が必要になり、さらに発洗体の重さや光で実験動物の本来の運動に影響が出る可能性がある。そこで我々は実験動物の体に色を塗ることにより、色の違いで位置を検出し運動パターン解析を行う装置を開発した。この検出方法は簡便であり、実験動物にいくつかの異なった色を塗れば様々な運動パターンが解析できる。