早稲田大学理工学部電子通信学科
1994 年 18 巻 57 号 p. 37-42
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Wavelet変換係数は、係数間にわずかに相関があるので、この相関を利用することにより働率の良い符号化の実現が期待できる。本稿では、この性質を利用して、算術符号の一つであるQM-Coderを用いて符号化する手法について述べる。Wavelet変換係数は高周波領域で有意係数が連続する性質があり、これを利用して算術符号化のための状態分けを行った。その結果、JPEGとほぼ同程度の符号量で主観的に良好な画質の復号画像を得ることができた。
映像情報メディア学会技術報告
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