八戸工業大学工学部電気工学科
東北学院大学工学部電気工学科
1994 年 18 巻 66 号 p. 43-47
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均一な分布定数線路を結合用線路として用い、電気接点等の放電に伴う急峻な過渡電圧変動の観測を行う測定法について検討を行った。この結合線路による過渡電圧の測定法は、非接触で、かつ急峻な変化を示す電圧変動を広帯域にわたって測定することが可能である。この結合線路と、先に提案を行った分布定数系実験回路を用いて、電気接点放電時の電圧立ち上がり波形の観測を行った結果、立ち上がり時間100ps前後の非常に急峻な電圧変動の観測が可能であり、高速過渡電圧の測定法として提案する。
映像情報メディア学会技術報告
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