テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
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ZnS系蛍光粉体の光CVD表面処理
八木 大宇加々美 裕佐藤 淳一佐藤 知正平手 孝士
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キーワード: ZnS, SiO_2, 光CVD, 寿命, 表面処理
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1995 年 19 巻 1 号 p. 13-18

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抄録

ZnS系蛍光粉体の発光寿命を向上させるために、ソースガスにSi2H6とO2を使用した光CVD法を用いて、低温度においてZnS系蛍光粉体表面のSiO2膜コーティング処理を行った。その結果以下のことがわかった。(1)従来の熱CVD法を用いての処理と比較して、かなり低温度(200[℃])において蛍光粉体表面のSiO2膜コーティング処理を行うことができた。そして発光寿命を著しく向上させることができた。(2)処理温度を低温化することにより発光スペクトルの長波長側へのシフトを抑えることができた。(3)蛍光粉体界面の状態変化により、発光波形に変化が生じた。

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© 1995 一般社団法人映像情報メディア学会
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