AC型プラズマディスプレイパネルの大型化と低コスト化の為にMgO保護膜を印刷法により形成することと均一性を向上することを検討した。粉末の充填率を上げることを目的として、粒径の異なる微粉末を混合することを検討した結果、1000Åと500Åの粒径の粉末を3 : 1に混合すると最も高効率で低電圧が得られた。また、膜の高密度化のための膜形成プロセスとしては、1回に形成する膜厚を薄くして積層することを検討した結果、密度が最大16%高くなり印刷膜に焼成工程を入れるとさらに最大30%も密度が高くなった。この緻密化された保護膜により発光開始電圧Vfが同じで輝度が97cd m^<-2>高くなり効率も50%近く向上した。