1995 年 19 巻 51 号 p. 13-18
高密度ディジタル磁気記録において, 非線形ビットシフトを伴うPRML(Partial Response Maximum-likelihood)チャネルに対するISIキャンセラの適用について検討している.計算機シミュレーションにより誤り率特性を求め, 所定のビット誤り率を達成するために必要な読み出し点の所要SN比により, 従来のPRML方式と比較検討を行っている.そして, 本方式は, 高記録密度において従来のPRML方式に比べ良好な性能を示すことを明らかにしている.