テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
磁気記録ニューロ弁別における3層ネットと4層ネットの弁別・学習特性
長島 均吉沢 滋秋庭 直樹辻村 健一種市 修浩木下 裕一郎田村 知之降旗 浩司金子 英二
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1995 年 19 巻 70 号 p. 33-40

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抄録

ニューラルネットを弁別に用いるニューロ弁別は、波形干渉を学習させる事で高線密度弁別が可能となる。この方法の実現可能性はシミュレーションですでに示した(MR93-31,MR94-16)。これまでニューラルネットにはパーセプトロン型の中間層を2つ持つ4層の階層型ネットワークを用いてきたが、ここでは通常よく用いられる3層ネットとの比較を試みた。本報告では弁別限界密度、学習時間を学習法(5-5-1,5-3-1法)、1ビット波形の分割数(100,20)を変えて検討した結果を述べる。5-5-1法(100分割)では収束するネットがなく、5-3-1法では収束するネットはあるものの弁別限界密度は、4層の最良値と同じで学習時間はかえって長くなった。

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© 1995 一般社団法人映像情報メディア学会
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