1995 年 19 巻 71 号 p. 51-58
光ディスクレコーダに適用可能な1,7符号と2,7符号に関して、マークエッジ記録を行い、パーシャルレスポンス適応等化とビタビ復号を組み合わせたいわゆるPRMLにより再生したときのビットエラーレートをシミュレーションにより比較した。また、トラックピッチ1.2μmランドグルーグ記録、最短ビット長0.33μm/0.30μmとしたときの記録再生、実機データ解析を行った。その結果、この記録密度では1,7符号が2,7符号よりSN比換算で2dB程度有利であり、また等化方法の改善により最短ビット波長0.30μmの実用化が可能であることが分かった。