テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
光ディスクレコーダにおける1,7符号と2,7符号の特性比較検討
糸井 哲史藤村 雄己中村 和幸松井 勉
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

1995 年 19 巻 71 号 p. 51-58

詳細
抄録

光ディスクレコーダに適用可能な1,7符号と2,7符号に関して、マークエッジ記録を行い、パーシャルレスポンス適応等化とビタビ復号を組み合わせたいわゆるPRMLにより再生したときのビットエラーレートをシミュレーションにより比較した。また、トラックピッチ1.2μmランドグルーグ記録、最短ビット長0.33μm/0.30μmとしたときの記録再生、実機データ解析を行った。その結果、この記録密度では1,7符号が2,7符号よりSN比換算で2dB程度有利であり、また等化方法の改善により最短ビット波長0.30μmの実用化が可能であることが分かった。

著者関連情報
© 1995 一般社団法人映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top