短波長レーザに対応した光磁気記録媒体の候補の1つであるNdGd/FeCo多層膜についての磁気特性の遷移金属層厚および積層周期の依存性を調べた。さらに, 適当な構成の膜をガラス基板にスパッタし, ディスクを作製した。このディスクと比較のために作製したTbFeCo合金ディスクを波長458nmのArガスレーザーを用いて, 磁界変調方式により記録再生したところ, NdGd/FeCoディスクのCNRは, 磁気光学性能指数√R・θ_Kの差に対応してTbFeCoディスクより3〜4dB高い値となった。また, 0.4μmの微小ビットが記録できることがビットの顕微鏡写真から確認できた。