NHK放送技術研究所
1996 年 20 巻 62 号 p. 81-88
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記録媒体を磁性微粒子の集合体として扱う微粒子モデルを単層垂直媒体に適用し、垂直媒体の磁化過程と記録再生過程のシミュレーションを行った。垂直媒体の初期層厚を一定としたときの、磁化特性、記録再生特性の膜厚に対する変化、残留磁化状態の変化を調べた。初期層を持つ垂直媒体に対して、膜厚の低下は有効異方性磁界を減少させた。また、短波長では膜厚に対する記録バターンの変化は小さいが、長波長では反磁界による減磁による減磁により大きく変化することが示された。
映像情報メディア学会技術報告
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