美術教育学研究
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質的ジレンマ学習による工芸教育の研究
―2つの機能の間に揺れる教材について―
和田 学
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2017 年 49 巻 1 号 p. 465-471

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抄録

本研究の目的は,現代のメディア環境を対象として,質的探究モデルに基づいた教材開発のための理論と方法論を明らかにすることにある。先ず,20世紀と21世紀の探究学習のモデルを比較し,違いを考察する。次に,学習者が質のレベルでジレンマ(葛藤)を感じ取るモデルを提案する。そのモデルを基に,郷土玩具とその二次的創作物を用いて,互いに機能を見立て合う教材を扱い,方法論を明らかにする。

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© 2017 大学美術教育学会
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