植草学園短期大学紀要
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保育者が保育を面白がるようになるプロセスの検討(1)
久留島 太郎田島 大輔
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2020 年 21 巻 p. 9-16

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抄録

 本稿では、保育士不足が叫ばれる中で潜在保育士が約76万人という現状、そして、幼稚園教諭の離職率が 10.3%(民間は12%)を超えるなど人材が恒常的に不足している現在の保育の場において、保育者として仕 事を継続する者の継続要因に「保育を面白がるようになる」というプロセスが存在するかどうかということについて概観した。保育について、様々な場面で発信をしている4名の保育者たちが、職業としての保育という営みにどのような価値を見出しているかということについて「面白がりながら語る」ことに焦点を当てグループインタビューを行い、示唆を得ることを目的とした。結果、保育を「面白がる」というプロセスの検証はあまり行われていないこと、また、保育者であることを続け、保育を面白がるようになるプロセスには「対話の場」「ズレの受容」の2点が存在することが示唆された。

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© 2020 植草学園

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