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植生学会誌
Vol. 24 (2007) No. 1 p. 65-69

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http://doi.org/10.15031/vegsci.24.65

資料・報告

  1. 山梨県の本栖湖岸にある治山堰堤のり面で,隣接地の森林土壌を吹き付ける緑化工法が行われた.この工法により出現した植物の種組成を,土壌採取地の埋土種子相および現存する森林の種組成と比較した.
  2. 本工法が行われたのり面では,フサザクラやフジウツギ,キブシ,ミズメ,バッコヤナギ,ヤマハンノキなど,崩壊地や明るい環境に生育する樹種が多く出現した.埋土種子相には,バッコヤナギやヤマハンノキは含まれていなかった.現存する森林の種組成はこれらと大きく異なっていた.
  3. 本調査地の埋土種子相には,現存する森林の種組成とは異なる先駆的な樹種が多く含まれていた.

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