抄録
(1) 本試験はアルファルファの春播栽培について, 栽培方法がアルファルファに対する雑草害にどのような影響をおよぼすかを知る目的で行なつた。
(2) 1番刈りではツユクサが最も優占し, スカシタゴボウ・タデ・アカザ等が発生し, 2番刈り, 3番刈りではメヒシバが極めて優勢で, ヒエ・メナモミ・ギシギシ等が発生した。
(3) 播種密度および窒素の施肥量は1番刈りに大きく影響し, 2番刈り, 3番刈りになるに従つて影響は小さい。
(4) 1番刈りについていえば, 疎播区と密播区とで牧草と雑草の重量比率が変化し, 疎播区では牧草より雑草が, 密播区では雑草より牧草が多い。2番刈りでは両区とも圧倒的に雑草の方が多い。
(5) 窒素の5kg区と10kg区の比較では牧草と雑草との比率にはほとんど変化はみられていない。
(6) 1番刈りの時期は2番刈りの牧草・雑草重量に影響が認められる。