主催: 一般社団法人画像電子学会
会議名: 画像電子学会第288回研究会講演予稿
回次: 288
開催地: 徳島大学 工業会館メモリアルホール
開催日: 2019/03/01 - 2019/03/02
映画やゲームなどに採用されている立体表示方式のほとんどは,両眼視差を用いている.これに対し,左右どちらか一方の目でも立体感が得られる「Split Depth GIFs」という動画群が公開されて注目を集めている.この動画群に用いられている手法は,動画内に主に縦方向の二本のラインを表示するという単純なものであり,2014年頃から見受けられるようになった比較的新しい手法である.しかしながらこの手法でどのようにすれば立体感が強いコンテンツを制作できるのかについては充分な検討がなされているとは言えない.そこで本研究では,ゲームエンジンのUnityを用いて「Split Depth GIFs」動画群に用いられている手法について検討し,それに基づいてアニメーションの制作を行う.