主催: 日本造船学会
共催: 西部造船会, 関西造船協会
p. 000003
配管設計では、振動を少なくするよう管の支持位置を決めるが,詳細な振動計算は通常有限要素解析(FEM)によって行われる。この場合サポート位置や管寸法に応じて、その都度モデルを作成し解析する必要がある。本論文は、代表的なモデルで予め振動応答をFEMで計算しておき、これに類する配管系ではニューラルネットワークを使用し近似的に振動応答を求める手法を開発した。これをプログラム化し、試計算した結果、実用的な精度で解を得ることがわかった。このプログラムを使用することによって、管支持位置の最適化が図れる。