廃棄物学会誌
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生活協同組合コープこうべのレジ袋削減の取り組み
宮地 毅
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19 巻 (2008) 5 号 p. 207-214

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抄録

生活協同組合コープこうべは, 第二次オイルショック時の物不足パニックの反省に立ち, 1978年から「買い物袋再利用運動」を始めた。店舗のレジ袋を何度も再利用しようという運動で, 「再利用カード」を発行して持参した方にスタンプを押し, 10回の再利用で商品を50円値引きする制度を導入した。しかし, この運動による買い物袋持参率は15%程度であり, さらに多くの組合員の協力を実現するため, 1995年6月からはレジ袋が必要な方は1枚5円で自主的に代金箱にお支払いいただく方式に変更した。これによって持参率は77.4%と飛躍的に向上した。そして2007年6月からは, 食料品を扱う全店舗でレジ精算方式に切り替え, 同時に兵庫県内の各市町と協定を締結 (2008年8月末現在で13市2町) して地域と一体となった取り組みをすすめた。その結果, 2008年6月には全店平均で持参率は90.4%となり, 目標の9割に達することができた。

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© 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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