2 巻 (1991) 3 号 p. 188-190
廃棄物の広域処理によって, 処分地の確保難の解消, 処理効率の向上, 施設の環境保全対策のやりやすさなどからその必要性は益々高まってきている。
都市ごみ焼却処理については, 広域処理を行っているのは自治体数で3分の2, 人口でみれば全国の3分の1にもなる。広域処分施設の受け入れやすい条件, 状況を, 環境保全, 付帯施設などの総合的計画等を検討することにより, 提案していかなければならない。そこで, 廃棄物学会第一回研究発表会で実行されたシンポジウム「廃棄物の広域処分をめぐって」の内容を再整理する意味で, 今回の特集を企画した。
(1) 広域処分の歴史的経緯, (2) 広域処分のあり方, (3) 広域処分の実態と問題点, (4) 廃棄物を持ち出す側, 持ち込まれる側の廃棄物の適正処理への取り組み, (5) 事前協議制の効果等についてふれていただいた。