山野研究紀要
Online ISSN : 2433-6424
Print ISSN : 0919-6323
天然染毛剤及びコールドパーマネントウェーブ剤が白髪に及ぼす影響
尹 健赫鎌田 正純内堀 毅
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2006 年 14 巻 p. 39-46

詳細
抄録

美容室ユーザーの毛髪は、ヘアカラー剤の繰り返し使用や過度の脱色などによって毛髪の損傷が進行していることが多い。このような損傷が進行した毛髪に対して使用する種々の染毛剤が上市されているが、本研究では植物性染毛剤のへナに注目した。一般に、へナのような酸性染毛剤はパーマネントウェーブ施術後に間隔を開けずに施術できる。しかしながら、パーマネントウェーブ施術後にへナ染毛を施術した結果、染毛前のウェーブを保持できなかった。ウェーブ効果を得るためには、パーマネントウェーブ剤を使用する前に、へナ染毛を施術することが必要であった。特に、へナ染毛した毛髪にチオグリコール酸系パーマネントウェーブ剤を用いてウェーブ処理する前に、長野県御代町を水源とする「にごり川」の河川推積物を添加したへナ粉末を用いると、へナ単独で処理した場合よりも白髪の色調を大きく変化させるとともに、最も高いウェーブ効果を示すことができた。

著者関連情報
© 2006 学校法人山野学苑 山野美容芸術短期大学
前の記事 次の記事
feedback
Top