山野研究紀要
Online ISSN : 2433-6424
Print ISSN : 0919-6323
健康づくりのための新たなアプローチ : 人と犬の健康状態の関連性1
早川 洋子林 文明野呂 和夫圓尾 拓也江川 賢一荒尾 孝稲葉 裕
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2006 年 14 巻 p. 91-101

詳細
抄録

健康状態について、犬の飼育者とその犬との間の関係について検討すると共に、両者間に介在する身体活動とそれぞれの健康状態との関係を明らかにすることを目的とした。そのために、動物病院の来院者に質問紙による調査を行った。その結果、主たる飼育者とその犬との間で健康状態に正の有意な関連性があり、また、飼育者の健康状態は犬との散歩時間との間に有意な正の関係を認めた。したがって、犬の飼育者にとっては犬と暮らすことにより身体活動時間が増加し、健康の維持増進に一部関係している可能性が示唆された。しかし、今回の研究ではいくつかのバイアスの影響が大きい可能性が考えられることから、今後、さらに詳細な検討を行う必要がある。

著者関連情報
© 2006 学校法人山野学苑 山野美容芸術短期大学
前の記事 次の記事
feedback
Top