山野研究紀要
Online ISSN : 2433-6424
Print ISSN : 0919-6323
美容デッサン制作と学内作品展示の教育的有効性について ~授業「美容デザイン」での考察~
富田 知子文元 麻理香吉川 奈菜子
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2015 年 22.23 巻 p. 14-16

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抄録

山野美容芸術短期大学美容総合学科美容デザイン専攻の 2 年前期に配置された演習科目「美容デザイン」は、美容師養成の為の必須カリキュラムである文化論の一教科に含まれる。ヘアスタイル及びメイクの基礎技術を1年間学び、いよいよ美容のデザイン力を身につけることが求められる学年である。その 2 年の前期に行われる本授業の内容は、美容デッサン及びコラージュ技法を中心に用い、ヘアスタイル、メイクを観察する力をつけ、デザインがいかに人の顔の印象に関わるかを学ぶ。本稿では平成 26年度から導入した、受講者の全員を対象として授業の課題として作品を制作し、学内コンテストを行って作品を展示した新たな教育実践を振り返り、その授業内容及び授業構成について考察する。

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© 2015 学校法人山野学苑 山野美容芸術短期大学
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