山口大学大学院医学系研究科システム神経科学分野(生理学第二)
2014 年 63 巻 3 号 p. 189-193
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パッチクランプ法は細胞レベルで脳機能を解明するための有用なツールである.パッチクランプ実験を成功させるために,本稿では1)良質な脳サンプル標本を得るための注意点,2)顕微鏡下における脳スライス標本の観察の方法,3)細胞へのアプローチとパッチ膜の形成の手順を解説する.さらに細胞特性やシナプス機能解析の実験例を挙げて実験手法を紹介する.
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