北里大学東病院整形外科〔〒228-8520 相模原市麻溝台2-1-1〕
2003 年 9 巻 1 号 p. 107-110
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腰部脊柱管狭窄症に対してポリ-L-乳酸ピンを用いて椎弓還納式脊柱管拡大術を施行し,術後1年と術後4カ月で再手術を行った2症例について抜去したポリ-L-乳酸ピンの強度変化を検討した.外観観察では,2症例ともに,大きな変化を認めず,平均分子量測定においても,試験管内の実験よりも分解が進んでいなかった.椎弓の還納に対してポリ-L-乳酸ピンは十分な初期固定が期待できると考えられた.
日本腰痛研究会雑誌
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