抄録
本研究では,高速ビデオカメラを使わない,新しいタイプのその場観測手法の開発を試みた.この方法では超高速レーザー変位計を衝突点近傍にまで接近させて「その場」観測を行うことで,衝突直後の掘削流の時間発展の様子を,高空間および高時間分解能で定量測定する.これにより,極めて高い精度(空間分解能で約300μm,時間分解能でミリ秒オーダー)での掘削流のその場定量測定を可能にした.また放出物カーテン内の不安定構造に起因する山谷パターンをレーザー変位計により追跡することで,放出物の速度分布も同時に測定できることが分かった.