美術教育学:美術科教育学会誌
Online ISSN : 2424-2497
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45 巻
選択された号の論文の33件中1~33を表示しています
  • 2024 年45 巻 p. Cover1-
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. App1-
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. i-
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • -創造美育運動に関する研究(4)-
    新井 哲夫
    2024 年45 巻 p. 001-015
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,創造美育運動が日本の戦後美術教育に与えた影響について客観的に評価することである。本稿(前編)では,はじめに従来の評価に見られる特色と課題を把握するために先行研究を調査した。その結果,運動そのものに対する理解が不十分であることや運動をめぐる虚偽のイメージ(幻想としての創造美育運動)が適切な評価を妨げていたことなどが明らかになった。それらの課題をクリアするため,筆者のこれまでの研究成果をもとに運動の全体像を明確化するとともに,具体的事例を対象に虚偽のイメージが発生するメカニズムを分析した。そして以上の予備的考察をふまえ,創造美育運動がわが国の戦後美術教育に与えた影響について運動の歴史的役割の観点から考察し,そのプラス面とマイナス面を明らかにした。
  • 有田 洋子
    2024 年45 巻 p. 017-032
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    富山大学の美術教育学の制度的成立過程の三段階を解明した。第一段階:富山師範学校から富山大学へ美術教官はほぼ移行した。美術科教育専門教官は不在で,美術科教育関係授業は分担されていた。第二段階:昭和39年2月学科目省令発足時の同大学美術関係学科目は絵画,彫塑,構成,美術理論・美術史の四つであった。昭和50年4月に美術科教育の学科目は増設され,昭和52年に長谷川総一郎が彫塑・構成から所属を移動した。長谷川は美術教育学研究と木彫制作・研究をともに進めていく。長谷川の所属により形式的にも実質的にも美術科教育の学科目は整った。第三段階:平成6年4月に大学院教育学研究科が設置され,平成8年4月に同研究科に美術教育専修が設置された。これにより富山大学の美術教育学の制度的基盤は成立した。
  • -「核心素養」・「美感教育」・STEAM教育-
    顏 韻臻, 高木 厚子
    2024 年45 巻 p. 033-046
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    台湾で展開されている統合的なカリキュラム,九年一貫課程を経た後の十二年国民基本教育課程下における美術教育について,「核心素養」,「美感教育」,STEAM教育などの概要を示すとともに,教科書指導書の調査からも浮かび上がる,認知の潜在処理よりも意識化過程志向の明晰さを求める台湾美術教育の特質について論じ,台湾美術教育のもつ優れた点と課題について考察する。
  • -アートプロジェクト《生活者工房》の取り組みを踏まえて-
    市川 寛也, 庄司 知生
    2024 年45 巻 p. 047-060
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本稿では,社会に開かれた工芸教育の可能性について考察する。研究を進めるにあたり,工芸教育をその対象や目的に応じて,学校教育,職業教育,社会教育に分類し,三者の関係性を明らかにすることから始めた。その上で,工芸を軸としたコミュニティ形成のあり方について社会教育に基づくアートベース・リサーチに取り組んだ。具体的な実践内容については,アートプロジェクトの手法を踏まえて日常的に工芸と関わることができる場を開くことを調査方法として用いた。その結果,かつての職能集団とは異なる形で,工芸に対する関心を共有する実践共同体が形成される可能性を示すことができた。これは,ワークショップという言葉の本質的な意味でもある「工房」への回帰と見なすこともできる。こうした場のあり方に社会教育としての工芸ワークショップの一つの実践モデルを見出した。
  • -沢野井の師,長谷川の1950年代の著作をふまえて-
    宇田 秀士
    2024 年45 巻 p. 061-078
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    これまで筆者は,関西地方を中心に画家,デザイナー,編集者などとして活躍した沢野井信夫(1916-1990)の「あそび」を活かした美術教育の構想について,その経緯をふまえ,主要著作である題材集『新しい絵あそび』(1956)と『版画のいろいろ』(1960)の分析を中心に実証的な継続研究を行ってきた。本研究では,この継続研究の成果を基礎資料とし,沢野井が師と仰ぐ画家 長谷川三郎(1906-1957)が第二次世界大戦後の復興期に刊行した美術教育に関する著作と沢野井の上記著作の内容とを比較し,その関係性をみた。その結果,沢野井の上記著作の理念,題材は,長谷川の著作である『図画教材研究』(1951)及び『新しい形の美』(1951)の内容が反映されている部分があり,長谷川の視座が沢野井の美術教育構想にみられることを確認した。
  • 大島 賢一
    2024 年45 巻 p. 079-090
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本論文は,島木赤彦の筆名で歌人としても活躍した久保田俊彦が『信濃教育』誌上において展開した写生教育論について検討するものである。その際,久保田の写生論,鍛錬道および芸術教育についての議論を検討しながら,山本鼎による自由画教育論との比較を行う。その結果,以下の結論を得た。  久保田は,1903年という比較的早い時期にすでに写生画による教育論を提示している。これは往時の全国的な図画教育改良運動の時流に乗ったものであったが,同時に久保田自身の写生論を含む,歌人としてのあり方と関わるものであった。その久保田による写生教育論は,山本による自由画教育論とは,芸術教育論や臨画の問題を指摘する点において共通する部分を持ちながら,その方法論等については異なる点があったことが確認された。
  • -通念的戦後像から生産・消費社会像への転換-
    金子 一夫
    2024 年45 巻 p. 091-102
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    戦時下図画・工作教育は,それ以前の脱自由画教育時代の内容を高度に飛躍させた。戦時的題材以外は次期の占領下図画工作に継承された。通念的戦後像と相容れない戦時下教育が,戦後教育に継承されたことを立証するために,まず,通念的戦後像の虚像的性格を指摘して相対化した。次いで戦時下に総力戦体制が成立し戦後に継続したとする山之内の説を援用した。戦時下図画・工作教育が生産社会に対応する高い内容をもったこと,それが戦後美術教育に継承されたことを実証した。山之内の説をふまえ,昭和40年代以降の美術教育を消費社会,そして現代の美術教育を高度情報社会という社会像に対応させた新たな説明ができることを提案した。そうすることで導かれる新たな近代日本美術教育史区分を提示した。
  • -先進性及び芸術教育との関連-
    神谷 睦代
    2024 年45 巻 p. 103-120
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本稿では倉橋惣三の執筆・関連文献の講読により,倉橋の児童画観・図画教育論の具体的内容及び先進性を明らかにすると同時に,芸術教育との関連について検討を行った。その結果,倉橋の児童画観・図画教育論における先進性は,第一に児童画を心理学的観点から「子どもの表現として」理解及び評価した点であることが示された。また,倉橋の児童画に求めた芸術性とは,幼児の生活から生じる自発創造であり,「美の普遍律」ではないことが明らかとなった。一方,倉橋の児童画観と図画教育論は,その土台に文化教育への貢献としての「幼稚園に於ける芸術教育」があり,究極的には「人間性の完成」また「文化の発展」に結びつくものと受けとめられる。現代においても倉橋の児童画観とその教育法に関する思想が取り上げられる理由は,これら倉橋の先進性に加えて芸術教育や文化教育を含む展望によると考えられる。
  • -現地調査及び関係者聞き取り取材に基づいて-
    甲田 小知代
    2024 年45 巻 p. 121-135
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本研究は,フィンランドの美術教育の特徴や思想,動向について明からにすることを目的としている。本稿では,フィンランドにおける社会教育施設としての機能を有する代表的な美術館である国立アテネウム美術館,現代美術館キアズマ及びデザイン博物館を対象に,その特色と教育普及活動に焦点を当て現地調査を行い,関係者への聞き取り取材を行った。その結果,これらの美術館では,①専門職員が独自のプログラム策定と運用による教育普及活動を実施し,②国や自治体の支援による学校と連携した活動を行うことで,子どもたちへの芸術教育に寄与していた。さらに③ICTを利用して,特に遠隔地等に住む国民にも芸術作品に触れる機会を提供しており,同国の芸術振興及びポストコロナ期を視野に入れた美術館の役割と教育普及活動の動向が明らかになった。
  • -教育内容の形成と変容-
    小口 あや
    2024 年45 巻 p. 137-153
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本研究では教師の美術体験に根ざした美術科授業づくりの一方法論を構築する。本稿ではその一部の「①教師の美術体験とはどのようなものか」「②教師は美術科授業づくりにおいて,被教育者や状況を意識しつつ,教育内容,教育活動をどのように形成していくのか」について,実践から得た知見と他の研究とを関連付けて理論化した。教師の美術体験は多様で,教師に教育内容,個別指導の根拠となる具体的・個別的な美術の方法論と美術の理由を実感させる。具体的な美術の方法論は抽象化されて体系化され教育内容や教育活動の根拠となる。教育内容となった抽象化された美術の方法論は,被教育者や状況に合わせて現実的・具体的・個別的になる。教師にとっての美術体験は,美術科授業づくりのためだけに行うものではないと捉える必要があることを提案した。
  • -フォルメン線描を手がかりとして-
    島田 佳枝
    2024 年45 巻 p. 155-173
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本研究は,シュタイナー教育におけるフォルムの捉え方とその認識の特質をフォルメン線描を手がかりに考察する。フォルメン線描においてフォルムは,固定化される以前の生成の相で動的に捉えられるが,その認識のあり方はこれまで特殊な人智学用語で語られることが多かった。本研究はこれをシュタイナーによるゲーテ自然科学研究理解から捉え直し,その現代的な意義をシュタイナーの十二感覚論から考察した。その結果,フォルメン線描は,主体が形成的に動きとしてフォルムを体験することで,身体(意志)感覚に基づきながらフォルム内に働く力やリズムを生き生きと感受する体験の場をひらき,自然認識と芸術的創造活動を包括する能動的な認識の基盤を培おうとする営みと理解された。
  • -高校生が困難を自己の表現主題に変える授業場面に着目して-
    妹尾 佑介
    2024 年45 巻 p. 175-187
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本論は,自己と矛盾した環境で表現を行う際に,生徒自身が困難を学びに変えるという視座に立ち,高校生の共同制作や相互鑑賞などの分析を行う。自己が環境と関わりながら制作する過程では,思い通りにならないことや,自分と友達との表現主題の違いによるジレンマなどの困難が生じる。それらをふまえて表現する中で,不都合なことを自らの学びに変えていく過程を見取ることを試みた。結果,環境や他者との間に生じた困難を表現の新たな視点や気づきに変える事例を観察することができた。そして,困難への対応の判断によって,生じる学びが異なることや,造形を介して自らの思いと相違する事象を面白いと感じようとする雰囲気が,自らが想定していない新しい価値へと向かう一助となることを具体的事例を伴って考察した。
  • -用具の扱いに関する指導における中高接続の観点から-
    髙野 雄生
    2024 年45 巻 p. 189-200
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    高等学校芸術教科工芸における用具の扱いに関する指導上の留意点を明らかとするため平成30年告示の高等学校学習指導要領及び同解説工芸Ⅰ・Ⅱ・Ⅲにおける用具の扱いに関する指導内容を分類した。分類をもとに中学校美術科,技術科,における指導を受けた経験を問う質問紙を作成し,高校1 年生を対象に調査を行った。回答結果に1 要因被験者内の分散分析を行ったところ,有意差の認められた中でも「用具を自分の体の延長として感じ,自身の感覚に意識を向ける」の平均値は低く,「用具の手入れや後片付けなどの管理や整備,安全な取扱いについて指導を受けたことがある」の平均値は高い結果となった。これら2 つの項目は高等学校芸術科工芸の学習指導において留意すべき内容であることが明らかとなった。
  • -生徒の問いの形成を促す発問構成-
    新野 貴則, 古屋 美那実
    2024 年45 巻 p. 201-218
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本論は,主体的な学びの実現を目指す視点に立って,美術科における指導方法を検討・展開するための考え方の構築を目指す継続研究である。まずは仮説的に方法論を次のようなものとして提示した。①生徒の学びと教師の指導をパラレルな関係にあるものとする。②生徒の主体的な学びの構造を捉え,これを図式的に「?→!」と表す。そして,題材の内容に応じてこれを具体化しつつ,③学びの構造に対応するように指導方法を検討する。これに基づき,具体的な授業を計画・実践し,この方法論が授業構成や指導方法の検討に資するものであることを提示した。
  • -文部省および東京集画堂発行掛図を対象として-
    牧野 由理
    2024 年45 巻 p. 219-230
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本研究では昭和16(1941)年までに文部省および東京集画堂が発行した図画・手工に関する掛図や掛図目録を分析し,その特質を明らかにした。文部省が明治初期に発行した掛図《線及度図》,《面及体図》,《色図》は米国掛図である《School and Family Charts》を模して製作された。そのうち,《School and Family Charts10 Drawing》では図画を扱っているにもかかわらず,文部省は掛図として翻刻・発行しなかったことが判明した。昭和15(1940)年版の『東京集画堂出版目録』の分析から430枚という膨大な数の図画・手工掛図が発行されていたことが明らかとなった。大竹拙三による手工掛図も含まれ,掛図を使用することで一層の効果が得られると説いていた。当時の図画・手工教員は掛図を製作することが推奨されたが,実際には製作が困難な教員もいたため,東京集画堂を含む民間の印刷会社や出版社から発行された教科書・教師用書に沿った掛図が図画・手工の授業に不可欠なものであったと結論づけた。
  • 山下 恭平, 永田 佳之, 森 彩花, 水島 尚喜, 野島 雅
    2024 年45 巻 p. 231-243
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本論文は,不確実性の時代のコロナ禍で生まれた学びであるCONNECTEDkind(以下Ckと略記)に焦点を当てている。Ckは自然物とその影を元に描いた絵を他者と共有する実践である。  本研究は,Ckの学習効果を科学的アプローチにより解明する準備段階に位置し,体験者の脳波がいかなる状態かを調査することを目標とする。  4 名のCk体験者を対象とした脳波測定より, 2 つの異なる脳波パターンが得られ,各脳波パターンにおける体験者の描き方や完成した作品には,類似した傾向がみられることを明らかにした。  補足的に行った約100名のCk体験者を対象としたアンケート調査から,多くのCk体験者は,想像力の向上,他者への関心,自然とのつながりの感覚が深まったことを実感していることが確認された。  以上より,本アプローチによるCkの学習効果解明の進展の可能性が示唆された。
  • 山中 慶子
    2024 年45 巻 p. 245-258
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本稿は,幼小接続期の子どもの「造形行為を伴う遊び」の好みと,教科学習への興味との関係性を検討するものである。検討にあたり,小学校低学年児185名を対象とした質問紙調査を実施した。質問紙で, 6 つの「造形行為を伴う遊び」の好みと選好教科を調査した結果, 4つの遊びグループで選好教科に特定の偏りがあることが示された。その偏りとは,感覚的遊び群の約5 割で体育が,ものづくり群の約6 割で図画工作が,ごっこ遊び群の約4 割で音楽が好まれる傾向にあることである。このことにより,子どもの好む「造形行為を伴う遊び」の特性と,選好教科の学びの特質や学び方に相関性があることが示された。また,「幼児期につくったもの」についての質問から,造形表現に関連した総合的な活動と,子どもの記憶との間に関連性があることが示唆された。
  • 結城 孝雄, 村上 尚徳, 石賀 直之
    2024 年45 巻 p. 259-269
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本論は,鑑賞体験の影響を視線・瞳孔計測によるデータから分析した。中学生103名を対象に,鑑賞活動の前後に同一の作品を5分間見る群と鑑賞活動を体験しないで同一の作品を5分間2回観る群を比較した。また,被験者の属性に関する視覚アンケートも併せて実施して,計測データと重ねて分析した。分析の仮説として,鑑賞活動を経験することで,①詳しく観る②広く観る③長く観る,の三観点を設定し,分析した結果,被験者からこの三観点の影響を示すデータが確認することができた。ただ,鑑賞活動の有無の影響について,鑑賞活動の影響か,芸術作品に対する日常的な興味関心の違いか,厳密に区別することはできない。被験者の客観的な状態を反映する計測データによって,鑑賞活動が被験者に興味関心を喚起する影響を与えている状態が明らかになった。
  • -「トリックアート」の実践を通して-
    横山 由季, 池田 吏志
    2024 年45 巻 p. 271-286
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    好奇心は,新しい情報を獲得したい欲求であり,探究や創造性の源とされている。本研究では,「トリックアート」の制作や交流を行った創造的活動における,知的障害のある児童の好奇心の高まりや探究する様子をエスノグラフィーの手法で考察した。「トリックアート」は,児童が好きな画像や写真の中に入り込んだ合成写真のことである。児童は,友達に感化された言動や新規な表現を生成するようになった。本実践終了後も,児童は好奇心に基づいた探究や創造性を生み出し,創造的自己効力感が芽生えたことが推察された。好奇心を育む要因として,交流方法,場の創出,新奇な活動が挙げられた。
  • -ムービーや写真を使った映像表現の事例をふまえて-
    廖 曦彤
    2024 年45 巻 p. 287-303
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,芸術家/研究者/教育者の自己省察と探求の方法であるA/r/tography による協同探求の生成と探求者間の相互作用を明らかにすることである。研究目的を達成するために,それぞれのリサーチクエスチョンに対してムービーや写真を用いた探求者の事例に参与観察を行った。探求の生成について検討した結果,協力と展開,精緻化と深まり,発表と共有の三つのプロセスが確認された。複数の探求が重層的に絡み合うことで複雑化がもたらされ,探求と表現がリゾーム状に拡張されていくことが,探求者間の相互作用として確認された。探求者が自身のもつ様々な実践経験を踏まえて横断的に思考し,多角的に共有・対話・議論することで,探求が拡張されていく。このような探求の拡張が,本事例から見出されたA/r/tographyによる協同探求の可能性として示唆された。
  • -グループ内の他者の視点から対話型AIの視点へ-
    劉 栓栓, 緒方 思源
    2024 年45 巻 p. 305-323
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
    本稿では,グループ内の他者の視点,美術史の視点,美術作品の創作者の視点,対話型AIの視点という四種類の視点が,中学生の美術鑑賞における省察能力を育成する際に利用できることを提案し,また,各視点の理論的背景,及び実践上の現状と課題について検討した。最初の三種類の視点は,美術鑑賞能力の発達理論,及び芸術心理学の文献から集約された。本稿は,日本と中国における美術鑑賞教育の先行研究で提案されている,美術鑑賞における省察を指導する際にこの三種類の視点を利用した方法を整理し,今後の課題について検討した。次に,ChatGPTなどの対話型AI の,美術批評やキュレーションの場面での応用に注目し,対話型AI を応用した学校教育の文献を調査することにより,対話型AI が,美術鑑賞における省察を促す視点として利用できることを提案した。
  • 2024 年45 巻 p. 326-327
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 328-330
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 331-332
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 333-335
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 336
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 337-338
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 339
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. 340
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
    ジャーナル フリー
  • 2024 年45 巻 p. App2-
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/15
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