日本接着学会誌
Online ISSN : 2187-4816
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39 巻, 9 号
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総説
研究論文
  • 小川 俊夫, 山家 攻, 大澤 敏
    2003 年39 巻9 号 p. 342-348
    発行日: 2003/09/01
    公開日: 2014/10/31
    ジャーナル フリー
    米ぬか添加の生分解性樹脂を木材用接着剤として用いた時の破断面を界面化学的観点から考察した。その結果,ポリ乳酸を用いた場合は樹脂内での凝集破壊,ポリブチレンサクシネート・アジペート及びポリカプロラクトンを用いた場合は樹脂と木材の間での界面破壊を主に起こしていることが判明した。接着強度もこれに対応してポリ乳酸の場合が最も大きかったが,接着強度は主に樹脂自身の強度が反映していた。また,生分解性接着剤の微生物数測定を試みた結果,微生物数は米ぬか含有量が多いほど多く検出された。さらに,ポリマーの分子瞳低下速度も米ぬか含有量とともに速くなった。これらより,米ぬかはこれらポリマーの生分解に大きく寄与していることが明らかになった。
研究論文
  • 瓦田 研介, 飯田 孝彦, 近江 正陽, 冨永 洋司, 福田 清春
    2003 年39 巻9 号 p. 334-341
    発行日: 2003/09/01
    公開日: 2014/10/31
    ジャーナル フリー
    ユリア(UF)樹脂の加熱による硬化機構の解析を動的粘弾性測定及び'^C-NMR解析などから考察した。また,加熱によるUF樹脂の化学拙造変化が,ホルムアルデヒド放散性に及ぼす影響につして検討した。その結果:,F/U=1.6及び1.1では,動的粘弾性測定で示される温度期~乃間で,樹脂分子のゲル化と架橋構造の生成により相対剛性率g;/g;が増加した。さらに.g;/Goは醐~乃間で平坦域を示した。一方,F/U=1.2及び1.0では.To~乃間でtan6のピークは1つしか示さず.-I分なゲル化を経ずにガラス化したと考えられた。115℃で硬化したUF樹脂のDMSO可溶部には,遊離ホルムアルデヒド,ジメチレンエーテル結合及びメチロール基などを含んでいて.F/U比が大き↓・樹脂ほどこれらを多く含んでいた。したがって.F/U比が大きい樹脂がゲル化した場合,加水分解を受けやすい官能基やメチレングリコールを含んでおり,これらがホルムアルデヒド放散の原因の一つであると推測された。
研究論文
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