日本接着学会誌
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44 巻, 4 号
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総説
総説
研究速報
  • 平野 寛, 野口 一輝, 中村 吉伸, 門多 丈治, 千金 正也, 長谷川 喜一
    2008 年44 巻4 号 p. 132-135
    発行日: 2008/04/01
    公開日: 2014/06/30
    ジャーナル フリー
    エポキシ樹脂は優れた熱的・力学的・電気的性質を有しており,金属との接着性が良好であることも特長であるが,難接着性の金属(銅・金など)に対する接着力は十分ではなく,電気・電子材料分野ではその向上が求められている。本研究では,難接着性金属である銅や金に対する接着性に優れたエポキシ樹脂の開発を目的とし,分子鎖に硫黄を含んだポリエステルやポリチオエステルを改質剤としてエポキシ樹脂へ添加し,その酸無水物による硬化物の銅箔への接着力を90°剥離試験により調べた。その結果,銅箔の凹凸面に対してはほとんどの改質系で剥離強度が向上した。その剥離界面のSEM観察において,未改質系では銅箔の凹凸部/エポキシ樹脂の界面で剥離していたが,剥離強度が大きく向上した系ではエポキシ樹脂が凹凸部にかなり残っており,界面接着性が向上したことが予想される。一方,銅箔の平滑面ではポリスルフィドチオエステルを改質剤に用いた2つの系でのみ剥離強度の向上が見られた。
技術論文
  • 山崎 秀樹, 鈴木 良徳, 飯田 貴之
    2008 年44 巻4 号 p. 124-131
    発行日: 2008/04/01
    公開日: 2014/06/30
    ジャーナル フリー
    ミクロンオーダー以下の厚みで制御された積層材料中間層の組成分析を行うために,その前処理として,低角斜め切削法を検討した。その結果,厚み数10nm~10μm以下の中間層について,低角斜め切削法による前処理を行うことで,顕微FT-IRやTOF-SIMSなどの既存の分析機器を用いて,その組成を評価することが可能となった。さらに,斜め切削を行う前に対象試料に染色処理を施すことや,対象試料を冷却しながら切削を行うことが,中間層を適切に斜め切削するための条件として有効であることを見出した。
研究論文
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