日本接着学会誌
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50 巻, 5 号
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総説
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  • 佐藤 千明
    2014 年50 巻5 号 p. 175-178
    発行日: 2014/05/01
    公開日: 2016/11/30
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    ChiakiSATO

    1.緒言

    繊維強化プラスチック(FRP)の接合には接着が多用される1)。例えば,FRP間の接合,ハニカム材やコア材との接合(サンドイッチ材料),およびFRPと異種材料との接合などに接着が使用される。この場合,接着のみで使用される場合も多いが,他の接合手段,たとえば機械的締結手段と併用される場合もある。従来は,船舶や航空機などに使用されるFRPの接合が多かったが,近年では風車のブレードや自動車構造用FRPの接合など,その用途も広がりつつある。本稿では,自動車用途のFRPをメイニに据えつつ,その接着接合に関して解説する。

    トリックスとしたガラス繊維強化プラスチックが多用されるが,この接合を短時間で終了し生産レートを上げるために第2世代アクリル接着剤(SGA)がよく用いられる

    (図1)。この場合,室温での速硬化が要求されるが,第2世

    代アクリル接着剤は数分で硬化を始めるため,この用途に適している。

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