日本接着学会誌
Online ISSN : 2187-4816
Print ISSN : 0916-4812
52 巻 , 7 号
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総説
総説
研究論文
  • 深本 悠介, 芦田 拓也, 岡村 晴之, 佐藤 絵理子, 堀邊 英夫, 松本 章一
    2016 年 52 巻 7 号 p. 198-207
    発行日: 2016/07/01
    公開日: 2018/04/17
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    易解体性接着システムの設計において,光照射と後加熱の二重外部刺激に応答する系は,使用時の接着性能の信頼性を高めることができる半面,解体のための処理工程が二段階となり,解体工程に比較的長時間を要することが課題となっていた。本研究では,繰り返し単位としてアクリル酸tert-ブチル,アクリル酸2-エチルヘキシルおよびアクリル酸2-ヒドロキシエチルを含むランダムならびにブロックコポリマーを用いた易解体性粘着テープの剥離工程に要する時間を短縮するため,光照射,光酸発生剤ならびに加熱処理の条件が粘着テープの剥離挙動に及ぼす影響を詳細に検討した。光源の種類,光酸発生剤の種類と濃度,加熱温度および照射光量の条件を最適化することによって,最短で1分以内の解体が可能となることを見出した。さらに,光照射と加熱を同時に行うことによっても1分間の処理時間で解体に十分な強度の低下が認められた。

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