デザイン学研究作品集
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16 巻 , 1 号
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  • 原稿種別: 表紙
    2011 年 16 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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  • 原稿種別: 目次
    2011 年 16 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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  • 濱田 貴行
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 2-7
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    本作品は、世界中で頻発する林野火災に特化した消防車両のコンセプトカーである。林野火災では陸部隊・空部隊・消防指揮本部間で連携のとれた消火活動が求められると共に確実な情報共有が必要となる。一方で林野火災は市街地火災と異なり、既設通信インフラが利用できず、部隊間のコミュニケーションが難しい。これらの課題を解決するために「陸部隊の情報基地」をキーワードに挙げ、通信衛星により既設通信インフラに頼らず情報の送受信ができる情報通信室を車両上に設けた。情報通信室を備えた本作品は、火災現場に最も近い位置で火災情報を収集し、他部隊と共有することで消火戦術の幅を広げるハードウェアとしての意義を持つ。本稿ではこの林野火災用消防車の開発について紹介する。
  • 谷 信雪, 小谷 章夫
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 8-11
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    現在、市販されている車いすは、デザイン性をあまり考慮していない無骨なものが多い。ハンディキャップを持った人が車いすを使って積極的に外出する気持ちになり、オフィスで元気に仕事をするためには、機能面の改善だけではなく、心理面において前向きなプラス思考を促進するデザインが重要になる[注1]、[注2]。本研究では、自然界に存在する無駄のない秩序だった形を参考にして、車いすの機能を整理統合していく造形手法を用いた。この手法によってデザインを行い、試作した美・車いすは、機能面と心理面の両面において軽快性と快適性を実現させることができた。
  • 尹 興淳, 荒井 利春
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 12-15
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    本研究は車いすユーザーのための室内における移動具のデザインに関する研究である。現在の自走用の車いすは両手で駆動輪を操作して移動を行なう機構であるために、両手が不自由となることや、室内で使う場合車いすに合わせて室内の構造はもちろん、設備なども改造しなければならない問題を抱えている。また日本のように室内と室外をはっきり区別する生活空間に室外で使う車いすがそのまま室内に入ると、衛生上の問題や構造上や感性上の違和感が発生する。研究者はこの問題を解決する為に、二輪セルフバランス走行機能を活用した実験モデルを製作し、車いすユーザーと協同で実験をおこない以上のような問題の解決や、新たな室内用移動具のデザインをおこない、その具体的な可能性を確認した。また車いすユーザーだけではなく、高齢者や身体に制限を持っていない人々も使える新たな概念の室内用移動具(ICV:Interior Chairing Vehicle)の可能性も確認した。
  • 鈴木 敏彦
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 16-21
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    建築とは、不動産という言葉が表すように、動かないものを意味する。一方、家具とは動産、つまり動くものという意味である。しかし、もしも建築が家具のように動き、家具が建築のような機能を併せもつことが可能なら、いったいどのようなことが起こりえるだろうか。筆者は、前者を「モバイル・アーキテクチャー」、後者を「建築家具」と定義し、その観点から、プロダクトと建築を横断する領域について研究し、その成果をデザイン開発に応用している。本論において、プロダクトと建築の中間的な概念を「建築家具」と定義し、食事・就寝・執務という3つの基本的な生活の行為に対応した3つ建築家具をデザイン開発した。食事をするための空間としての「モバイル・キッチン」、寝室としての「フォルダウェイ・ゲストルーム」、そして書斎としての「フォルダウェイ・オフィス」である。
  • 金子 哲大, 中山 貴裕
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 22-25
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    本作品「ソデント」は、家具の産地として有名な福岡県大川市にあるナカヤマ木工からの受託研究によって開発された。現在、中国などで製造し安価に販売する大規模な店舗の攻勢により、大川市内の家具メーカーの窮状には救いがたいものがある。ナカヤマ木工は、新しい販路の開拓および製作プロセスの改革を求めてきた。「ソデント」は「机は動く」ことを念頭にデザインした木製の小さなスタッキングデスクである。積み重ねることでキャビネットとして使用できる。素材はパインの無垢材を使用している。児童館や公民館など大勢が集まる場所と家庭での使用の両極を想定している。
  • 羽田 安秀, 阿部 眞理
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 26-29
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    木紙は、木材を0.1mm厚にスライスし、特殊な柔軟加工を施した材料である(図1左上)。この木紙は曲げたり折ったりしても割れないという特徴を持つ。本研究では、木紙を使ったうつわの制作を試みた。木紙を使った製品例としては、ランプシェードや名刺入れ、ブックカバー等の雑貨類があるが、うつわへの適用はみられない。そこで、まず、うつわへの加工方法の検討を行った。薄く柔軟な木紙には、従来の木材単板に施される切削等の加工方法は適用できず、手やミシンを使って縫合するという加工方法を採用するに至った。この方法を用いて5種類のうつわをデザインし、制作した。縫合加工の採用により、木材単板による曲げわっぱ等にはみられないデザインのうつわを生み出し、木紙の新たな工芸的利用の可能性を示した。
  • 内山 俊朗, 鎌谷 崇広, 京谷 実穂, 鈴木 彩乃, 鈴木 健嗣
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 30-33
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    beacon(ビーコン)はパーソナル化の傾向にある従来のデジタル楽器とは違い、人が集まり体を動かしながら音を奏でることができる空間を生み出す新しいプロダクトです。誰でも気軽に楽しめるという性質と、練習と創意工夫によって新たな芸術表現へとつながる性質を併せ持っています。音楽によって、人と関わりを持つ場を提供することを目的とし、学校教育、レクリエーション、フィットネス、リハビリテーション、新しいゲーム、競技、新しい芸術表現などのシーンで利用されることを想定しています。
  • 植村 朋弘, 刑部 育子, 戸田 真志
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 34-37
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    CAVScene(Gyobu,Toda,Uemura,kudo,2009)は、幼稚園など実践活動における学習環境を、観察記録するためのツールとして開発された。そこでの偶発的・創造的に起きる学びの過程を追いながら、効果的な観察記録が可能である。このツールは、片手で持てるサイズのWebカメラ付きモバイルPCで、移動しながら観察できる。画面上のタブレット機能によって、動画や静止画を撮影したり、再生しながら画像に直接メモ書きができる。付箋機能によって観察内容をテキスト人力し画像に貼ることもできる。このツールは、実践直後でも具体的画像を基に実践者にフィードバックし、観察者と情報共有しながらの振り返り(リフレクション)が可能である。開発は幼児教育・情報システム開発・インターフェイスデザインの3分野の研究者によって進められた。
  • 高見 知里, 小早川 真衣子, 敦賀 雄大, 須永 剛司
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 38-43
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    ミュージアムや学校での表現活動を支える「参加型プラットフォーム:Zuzie(ズージー)」のデザインを紹介する。目指しだのは、それら社会的な実践の中に表現をとおした学びを構築することである。次にそのデザインの創造過程とそこにあるデザイン思考について省察する。Zuzieの改良デザインを事例とし活動のモデリングとツールデザインについての具体的な議論をデザインの実践知として示す。
  • 小川 俊二, 田中 泉
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 44-49
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    情報製品のデザインでは、製品の概念や用途を決めることに大きな比重がかかっている。使う局面を想像し、製品の見え方や振る舞い、使用者との対話のしかたを創造的に提案することによって、それが可能になる。一方製品を支えるコンピュータシステムにとっては、論理的な製品構築が要求される。これら二つの側面を高いレベルで融合できたときに、優れたデザインとなる。これが私たちの考えるインタラクションデザインである。インタラクションデザインの方法やプロセス自体はまだ確立しているとはいいがたい。本論は私たちが実際に行ったWebサービスサイトのインタラクションデザインのプロセスの中で起きたこととその意味を吟味する。
  • 赤山 仁
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 50-53
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
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    本作品「3D文字クイズ」は、NHK教育テレビ番組「シャキーン!」内のコーナーのひとつである。「シャキーン!」は発想や記憶、思考を促す子供向けの知的エンターテイメント番組である。現在、レギュラー番組として月曜日から金曜日の間毎日放送されている。本作品は独立して鑑賞される映像作品とは異なり、テレビ番組内のコーナーとして前後のコンテンツとの関係性を考慮する必要があった。そのため、番組内での放送順や、他のコーナーの内容を踏まえた表現を考えた。又、作品が定期的に放送されることから、継続した視聴を前提とした、飽きさせない魅力ある演出を求めた。そして、これらの演出を可能にする制作手順の検討を行い、効率的な制作体制を整えた。年間を通して映像のクオリティを維持できるプロセスを構築した。
  • 曽和 具之, 柴田 あすか, 籾井 雄太, 原田 泰
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 54-57
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    本作品は、イベントやワークショップにおいて、主催者および参加者が各々の学びの体験を振り返り、共有することを援助するメディアツールとしてのデジタル作品である。作品の特徴としては以下の3点が挙げられる。(1)ワークショップの進行と同時並行で撮影・編集作業を行っている。(2)ワークショップの最後に上映し、体験をその場で振り返ることができる。(3)インターネットに即時公開し、主催者および参加者が体験の意味づけを長期間にわたって行えるようにしている。
  • 宮崎 紀郎, 日比野 治雄, 小山 慎一, 間淵 雅宏
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 58-61
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    本フォント開発は、パソコンや携帯電話などデジタルデバイスのディスプレイ上で、ユニバーサルデザインとして、誰にでも読みやすいフォントを実現することが目的である。フォント開発に当たって、今日の文字使用環境について考察し、フォントデザインに求められる項目を抽出した。そこから本フォントデザインコンセプトを立て、そのコンセプトから文字形状デザインの方針を導いた。フォントデザインが一通り完了した時点で、かな文字を対象として識別性実験を行った。その結果、問題点が指摘されたため、いくつかの文字形状を修正し、完成フォントとした。完成フォントについて、かなと漢字を含む短文で検証実験を行った結果、本フォントは識別性に優れており、とくに文字が小さい場合の可読性、好感度に優れていると評価された。
  • 平井 康之, 中村 守男, 松尾 紘出子, 山田 賢祐
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 62-65
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    現在のお薬手帳は、もともとは複数の診療科を受診し、多くの種類の薬剤を服用する後期高齢者のために作られたものであるが、服薬の自己管理が難しいこどもにも有効である。しかしこどもの健康を管理するツールとして保護者とこどものニーズを満たしているとは言えないのが現状である。さらに保護者側にはお薬手帳に限らず、こどもの服薬についての正確な情報を十分把握していないという課題も存在する。そこで「こどもおくすり手帳けんこうキッズ」は、病気時だけの単なるお薬手帳ではなく、日常からこどもの健康を守り、創り出すお手伝いをする手帳として、0歳児から小児科診療対象年齢である14歳児までを対象に開発した。服薬だけでなく日頃の体調や様子を楽しく記録するための観察ポイントページなど様々な工夫を取り入れた。更にQRコードから「NPO法人こどもとくすり」のウェブサイトに連動することで、正確な服薬支援・薬剤情報にアクセスでき、かつ保護者と薬剤師の持続的で双方向な社会ネットワークの仕組みづくりを目指した。これは育児における安全確保と保護者の身体的・精神的負担の軽減につながる。特に薬の持つネガティブなイメージを払拭し、日常から気軽に楽しく使えるように、こどもと語らえるように配慮した。開発においては、保護者、「NPO法人こどもとくすり」の薬剤師、九州大学の研究者と学生が関わり、ユーザー参加型デザイン手法を用いて行われた。薬の持つネガティブなイメージを払拭し、日常から気軽に楽しく使えるように、こどもと語らえるように配慮した。
  • 池田 美奈子, 佐伯 謙吾, 姜 範圭, 李 東勳
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 66-69
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    『スタイルノート釜山・福岡(以下、スタイルノート)』は、福岡市と釜山市が共同で主催する観光キャンペーン「釜山・福岡アジアゲートウェイ2011」の一環で制作している、両市を案内するための都市ガイドブックである。福岡・釜山両市で生活する人々の、ごく日常的な、しかしながら自分たちの生活を楽しむには欠かせない自らの"スタイル"を提供することを目的としている。スタイルノートは本としての発行をプロジェクトの終点としておらず、制作の過程で生じる両市民のコラボレーション、特にデザインを学ぶ学生の参加を重視している。両市の若者が同じ目的のために協力し合うことで、互いの理解を深め、異文化間のプロジェクトの進め方を学び、また、ネットワークを形成し、将来的には、両市をつなぐ自発的なプロジェクトが発生することを期待している。多くの交流キャンペーンが一時的な効果に留まっているのに対し、このプロジェクトは、将来を見据えた、継続的で本質的な効果を目指すものである。
  • 曽我部 春香, 森田 昌嗣, 石橋 伸介, 石川 映子
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 70-73
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    本プロジェクトでは、国土交通省九州地方整備局河川部と協力し、河川標識に関するデザインルールを策定し、ガイドラインを発行するとともに、大分県日田市を流れる三隈川流域において具体的提案を実施した。デザインルールの策定においては、河川標識の現状について調査・分析を行い、改善すべき事項を把握し検討を重ねた上で、標識の本来の役割である情報媒体としての役割を十分に担い、標識が河川景観を形成する景観要素としての役割も担う存在になることを目標にした。最終的に策定したデザインルールに則った河川標識の整備を行い、今後その他の河川の手本となる河川標識モデル地区を形成した。
  • 伊原 久裕, 森田 昌嗣, 曽我部 春香, 朝廣 和夫, 重松 敏則, 坪田 広識, 後藤 萌, 元松 翠, 高丘 敦子, 梶原 領太
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 74-79
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    地域を対象としたデザインにおいて、地図は重要な要素である。ある地域の訪問者にとって、地図は地域のイメージ形成に大きな役割を果たすからである。本作品では、熊本県阿蘇郡小国町を対象として、小国町にふさわしい地図デザインのあり方を探り、小国町特有の豊かな地形を表現した一貫性を持つ地図を提案した。調査に基づいて、よりリアルな起伏表現のある「リアル地図」と道路網を簡略化した「アイコン地図」の2種類の地図を制作し、それらを効果的に使い分けるルール作りを行った。合わせて地図を用いた遊歩道のためのサインとガイドマップ、観光案内サインと観光ガイドリーフレットをデザインした。
  • 永見 豊
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 80-83
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    2009年度の交通事故件数は70万件を超えるほど多く、大きな社会問題となっている。特に高速道路では、カーブ区間や分合流箇所でのスピードの出し過ぎによる事故が多く、注意喚起のための看板やカラー舗装による安全対策が行われている。本稿では、カーブ区間での路面による注意喚起を対象とし、路面パターンの変化による視覚効果に着目し、運転手への煩わしさを減らしつつ、速度抑制とカーブへの意識向上に寄与するパターンを提案した。パターン変化については、ハンドルとアクセル、ブレーキによる自ら運転を体験できるシミュレーションを用いて、その効果を検証した。提案した矢印図形が徐々に形を変えていくパターン変化は、国内の高速道路では事例はない。実用化に向けては、交通管理者との協議や実物実験が必要であり、本提案は視覚効果による交通安全対策の一つの手法を示したものである。
  • 永見 豊
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 84-87
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    簗川ダム付替国道9号橋は、簗川ダム建設により水没する一般国道106号の付替道路であり、ダム湖を横断する橋長264.0mの2径間PC連続エクストラドーズド箱桁橋である。人の集まるダムサイトから本橋を眺めることができ、主塔を有する特徴的な形態からダム湖のシンボル的役割を担っている。そこで、ダム湖の新たな橋梁景観を創出することを目的として景観設計を行った。設計時には未整備であるダム湖のイメージを確認するため、模型やComputer Graphicsを用いた景観シミュレーションを行いながら景観設計を進めた。また、主塔のデザインでは、エクストラドーズド橋の特徴である低い塔高の主塔とそれを支える橋脚との造形的関係について、形の成り立ちの明確化を心がけてデザイン案を作成し、最終案を選定していった。本稿では、これら景観設計の検討経緯について紹介する。
  • 熊澤 貴之, 齋藤 美絵子
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 88-93
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    総社市三輪の防災公園整備計画では、(1)防災公園や防災機能の認知、(2)住民同士の意見交換と相互理解、(3)公園への愛着醸成、(4)自立した維持管理活動や防災活動、これら4つの目的を徐々に達成するように筆者らが、地域住民・自治体・消防・教育機関等に働きかけ、住民参加による防災公園づくりを実践した。骨組みとなる活動は「住民参加による公園デザイン」「防災ワークショップ」「公共事業と地域住民の情報交流」である。まず、公園デザインワークショップや防災ワークショップに必要なオリジナル教材を開発し、次に、情報交流に必要な場としてオリジナルホームページを制作した。さらに、これらを用いた地域住民との協働活動を通して、総社市ときわ公園を生み出した。住民参加による防災公園づくりから住民が発見したこと、デザインとして具現化したことや提案したことは住民のアイデンティティを形成し、一体感のあるコミュニティを築いている。このような住民参加による公共事業の方法は、新たな価値を創造しながら地域の資源を次世代に良好に維持継承していくために、益々必要となる。
  • 佐々木 美貴
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 94-97
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    篠崎ビオトープは東京都江戸川区の江戸川の河川敷にあります。ここは、地域のボランティアグループの活動が元になり計画されました。著者は、環境デザイナー、市民としての8年間、このビオトープの計画に関わってきました。ビオトープ完成までの経緯。また、工事終了後に「絶滅危惧種の植物」が確認されたことも、合わせて報告します。
  • 原田 泰, 小早川 真衣子, 敦賀 雄大, 高見 知里, 曽和 具之
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 98-103
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    「予感ウォール」は、日本科学未来館での「予感研究所3」という企画展で実践されたリアルタイム・ドキュメンテーション作品である。これは会場内の展示の鑑賞体験を来場者が作品として表現する活動(Zuzie表現Workshop)を中心に、会場内で起こっている様々な出来事の経過を、展覧会場のひとつの壁面に壁画として描き出していくドキュメント・ウォールの実践例である。この作品の目的は、従来の展覧会では鑑賞のみだった来場者が表現に参加することで、展示物や出展者との深い対話を生み出すとともに、この来場者の表現活動を含めたリアルタイムドキュメンテーションも展示要素のひとつと捉えることで展示の場の新たな価値を提供することである。
  • 水田 圭, 高瀬 竜一郎, 木村 健太郎
    原稿種別: 本文
    2011 年 16 巻 1 号 p. 104-109
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
    企業による環境活動や広報活動に対してグリーンウォッシングと呼ぶことがあるように、経済活動と環境問題の間には相反関係がある。また、環境的視点の重要性が社会で広く認識される一方で「エコ疲れ」という言葉があるように、人々の生活に於いてもエコロジー活動をストレス無く、楽しみながら続けるための仕組みや魅力が必要とされている。本作品では、このような条件の中で企業広報におけるエコロジー活動がどのようにデザインされるべきか考察し、様々な面からデザインを検討した。銀座ソニービルディングに懸架されている最大18m×10mの広告幕をジーンズとして生まれ変わらせた。このジーンズを履く行為が、企業イメージを発信する新たなメディアとなることを期待したものである。
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. 110-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. 111-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. App3-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. App4-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 付録等
    2011 年 16 巻 1 号 p. App5-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
  • 原稿種別: 表紙
    2011 年 16 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 2011/03/30
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル 認証あり
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