本作品はRaspberryPi, Scratch,センサーボードとスイッチ、手作りスピーカーを組み合わせて作る電子楽器である「不思議楽器」と、その制作と演奏を通してプログラミングの可能性を体験する活動としてのワークショッププログラムである。
不思議楽器は、センサーによる入力を利用して、ICレコダーで収集した音やScratch内に用意されている音源を再生することで演奏パフォーマンスを行う道具である。音源に自分の声や環境の音を利用したり、音を鳴らすパフォーマンスや入力装置を工夫することで、見た目のラフさからは想像できない演奏パフォーマンスを実現できる。
ワークショップでは、「不思議楽器」の制作と演奏を通して、プログラミングの基本やセンサーとの連携について理解し、生活の中でのプログラムの可能性に興味を持つきっかけ作りを目指した。
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