巻号一覧
3 巻 (1947)
- 1 号 p. 1-
3 巻, 1 号
選択された号の論文の17件中1～17を表示しています
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大谷 義雄, 西村 修一1947 年 3 巻 1 号 p. 1-4
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
ジャーナル フリー1. 麥作に於ける踏壓と土入との土壤に及ぼす影響を明かにする爲の一つの實驗として地温を測定した。
2. 踏壓によつて5cm地温は夜間の最低が高くなり, 晝間の最高が低くなる。
3. 踏壓によつて10cm地温の最高は高くなるが, 最低は殆んど變化がない。
4. 土入によつて5cm及び10cm地温の最低は高まり, 最高は低くなるが, 之に踏壓をも加えると5cm地温の最高が高くなり, 最低は土入を行わぬものと行つたものとの中間に來る。
5. 之等の現象を理論的に説明することは今後の實驗によらねばならぬが, 土壤の組成・土粒間隙の粗密・水分含量・堆肥の有無等の土壤の物理性と, 輻射や蒸發等の氣象要素とに複雜な關係をもつものと思われる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (729K) -
石橋 豊1947 年 3 巻 1 号 p. 5-8
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
ジャーナル フリーこの調査により知り得たところを要約するに
1) 湧出水の温度は常に11.0℃以上にある。
2) 流下による温度低下は概略距離350mに對し2.0℃程度である。
3) 灌漑用水の温度は10.0℃以上, 低くとも9.0℃以上にある。
4) 灌漑畑地の地温は配水状態良好な時は深さ10cm20cmともに9.0℃以上に, 深さ30cmは10.0℃以上に保たれて居る。然し配水状態良好な時はそれに從い地温も低くなる。
5) 無灌漑の普通畑地では深さ10cmで0.0℃以下となり, 深さ20cmで0.0℃に達し, 深さ30cmで1.0℃近くまで低下する。
6) 灌漑畑地では降雪に際し雪を殘さず又降霜を見ない.
7) 水掛菜は終始生長を續けて居る.
以上こゝに温度を中心として調査した冬季畑地灌漑の農業水利的或は農業氣象的意義を栃木縣上都賀郡日光町野口に於ける水掛菜栽培に就て記したが, (1) 土壤が滲透性に富む砂質であること, (2) 11.0℃内外の用水 (湧出水) を得ること, (3) 導水の距離が概ね500mの範圍内にあること, (4) 配水に充分な注意をすること等がこの基礎となつて居ると認められ, 若しこれ等の諸條件にして惠まれるとすれば, 又同樣に水掛菜の栽培が自ら期待されると思われ, 或は更に水掛菜以外の冬季作物に就てもよりよい環境を齎らすであろうことが期待される.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (789K) -
三澤 勝衞1947 年 3 巻 1 号 p. 9-10
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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三原 義秋1947 年 3 巻 1 号 p. 11-13
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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宮坂 増穗1947 年 3 巻 1 号 p. 14-20
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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箱田 顯雄1947 年 3 巻 1 号 p. 21-22
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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1947 年 3 巻 1 号 p. 22-22,48
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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特に農業氣象的見地より荒井 隆夫, 柳井 喜藤次, 荒木 一好1947 年 3 巻 1 号 p. 23-28
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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中島 庸三1947 年 3 巻 1 号 p. 29-36
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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野津原 通, 澄田 康治, 伊達 英1947 年 3 巻 1 号 p. 37-43
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
ジャーナル フリー1. 島根縣に於て麥作の豊凶を大きく支配する氣象要素は11月の氣温, 5月の降水量及び日照時數の3者である。
2. 氣象影響指數は收量に及ぼす氣象影響程度を數的に示したものであるが, 氣象影響指數と收量との間には (+) 86%程度の相關が成立する。
3. 氣象影響指數と收量との關係線を求め, 影響指數に對する相當を量を算出せるに, 同指數1.0は收量48匁を左右する結果となる。これにより或る程度實收量に近き豫想反當收量を算出することが出來る。
4. 年次別氣象影響指數の檢討を行うため, 指數の累加曲線を作製して氣象影響の經過を明確にし, 更に其の曲線を構成する内容につき分解的考察を試みた。
5. 生育調査が豊凶豫察上, 如何なる程度に役立つかを吟味したるに, 現在の方法に於ては春分當時は豫想困難なるも, 立夏の生育指野 (稈長2+穗數2) と收量との間には約(+)68%の相關率が見出される。尚出穗期及び成熟期の早晩, 結實日數の長短等と收量との間には深い關係の存在することが明確である。
6. 病害の發生と氣象との關係に就ては銹病と赤黴病につき考察した。銹病の發生は冬季高温に推移し麥が軟弱徒長に生育せる場合に多く, 赤黴病は出穗開花期の高温, 多雨が發生を増大する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1515K) -
野崎 延喜1947 年 3 巻 1 号 p. 44
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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武田 京一1947 年 3 巻 1 号 p. 45
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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岡上 正夫1947 年 3 巻 1 号 p. 45a
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (149K) -
近藤 頼已1947 年 3 巻 1 号 p. 47-48
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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中原 孫吉1947 年 3 巻 1 号 p. 49-50
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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武田 京一1947 年 3 巻 1 号 p. 51-52
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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武田 京一1947 年 3 巻 1 号 p. 53-54
発行日: 1947/12/30
公開日: 2010/02/25
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