画像電子学会年次大会予稿集
Online ISSN : 2436-4398
Print ISSN : 2436-4371
Visual Computing グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2007
選択された号の論文の55件中51~55を表示しています
12:00-14:00 ポスターセション 座長:四ッ倉 達夫(ATR)
  • 杉原 健一
    原稿種別: 一般
    セッションID: 07-49
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    建物ポリゴンとは、電子地図上の建物境界線のことである。本研究では,この建物ポリゴンに基づいて、3次元建物モデルを自動生成する「GISとCGの統合化システム」の運用で、「分割線の線長に基づく一般化建物ポリゴン分割スキーム」を提案する。3次元建物モデルで構成される3次元都市モデルは、都市計画、まちづくり、防災等の分野から、まちづくりへの住民参加の場として利活用が期待される重要な「情報基盤」である。しかし、現状では、建物の3次元モデルを作成するのに、多大な時間と労力をかけている。そこで、本研究では、頂角が直角である建物ポリゴン(直角ポリゴン)を分割し、長方形の集まりとし、その上に建物の3次元モデルを配置して、3次元建物モデルを自動生成するアルゴリズムを提案してきた。本論文では、直角ポリゴンの分割アルゴリズムにおいて、分割線の線長に基づいて任意の頂点数の建物ポリゴンを分割するスキームを提案する。スキームは、建物ポリゴンの「枝」を検出し、「枝」の細いところを切断し、その結果、形成される「枝屋根」が、伸びていく「主屋根」より高くならない、現実にあり得る「複数の屋根を持つ3次元建物モデル」を自動生成することができる。
  • 高橋 友和, Lina, 井手 一郎, 目加田 慶人, 村瀬 洋
    原稿種別: 一般
    セッションID: 07-50
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    高次元回転行列の補間手法を提案し,その応用として,コンピュータグラフィクスの分野と関連する多次元物体の姿勢補間の例とパターン認識の分野と関連する多次元正規分布の補間の例を示す.
  • 早川 達順, 関根 佑介, 前島 謙宣, 森島 繁生
    原稿種別: 一般
    セッションID: 07-51
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    本稿において,我々は自動車の車体形状を合成する新たな手法を提案する.そして,本手法を用いることにより,多くの経験や技術を要する自動車の車体形状のデザインをユーザが容易に行えることを可能にする.本手法は,まず,既存車の車体形状を基にデータベースを構築する.そして,データベースに対して主成分分析を行い既存車の特徴量とそれに伴う固有空間を得る.また,分析により得られる既存車の特徴量の固有空間上での分布を可視化することにより車体形状の合成が可能なGUIを構築する.その結果,固有空間と特性を直感的に捉えることが可能となる.その後,GUI上でマウスの操作を行うことにより固有空間における特徴量を変化させ新たな車体形状を合成する.
  • 斎藤 隆文, 吉田 典正, 加世田 匠, 宮村(中村) 浩子
    原稿種別: 一般
    セッションID: 07-52
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    曲面形状の美しさを評価するために,無限遠の視点に対して,曲面に映り込む反射線の曲がり具合を統一的に解析するための理論を構築する.任意の曲面上の任意の点を着目点とし,これをある無限遠視点から見たときに,着目点に映り込む直線群の反射線の曲率を求める.この曲率が0であるような反射線に対し,曲率変化量を求めることで,着目点における反射線のうねりの度合いが求められる.曲面上のすべての点でこれを計算することにより,曲面全体をある無限遠視点から見たときの反射形状の歪みを,統一的かつ定量的に評価することができる.
  • 三浦 憲二郎, 八木 麻里子, 川田 洋平, 藤澤 誠
    原稿種別: 一般
    セッションID: 07-53
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    美的曲線は,対数(等角)らせん,クロソイド曲線,さらにインボリュート曲線を含むとともに,接線ベクトルの積分形式としてのみ与えられている場合であっても対話的な生成,変形が可能であり,実務への応用が期待されている.しかしながら,これまでに提案された3点による美的曲線セグメントの入力法では,曲率が単調に増加,または減少する美的曲線セグメント1本しか入力することができず,曲率が増減し曲率の極値を持つ曲線や曲率の正負が反転する変曲点を持つ曲線を入力することができない.そこで,まず本研究では変曲点を端点とする美的曲線セグメントの入力法を提案する.つぎに,液晶ペンタブレット等で入力された点列からのG²連続性を持つ美的曲線の生成法を提案する.
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