2024年6月、静岡県浜松市で第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会が開催された。本大会は、「誰一人取り残さない持続可能なプライマリ・ヘルス・ケアに向けて」をテーマに掲げ、ケアが届きにくい人々や医療者の健康を含む幅広い課題、さらに社会情勢や地球環境を踏まえた持続可能なプライマリ・ケアの在り方について活発な議論が行われた。また、多様性、公平性・公正性、包括性(Diversity, Equity & Inclusion)を意識した取り組みが進められ、大会全体を通じて大会関係者の心遣いが随所に感じられる温かい雰囲気であった。
抄録全体を表示