物理教育通信

195号目次

編集委員会

2024 年 195 巻 p. 2-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_2

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熱力学第一法則、学習メモ

広井禎

2024 年 195 巻 p. 4-6
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_4

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リニア加速度計は Vendor により異なる

－ phyphox上でのリニア加速度計－

喜多誠

2024 年 195 巻 p. 7-9
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_7

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屈折の光線追跡

石井登志夫

2024 年 195 巻 p. 10
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_10

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夏の物理授業公開講座で「光の進み方と物の見え方」を扱った。観察対象と視点の間にぴったり重なって見えるように待ち針を刺していくことで，光線を可視化する授業プランである。夏季大会で提案したところ，台形ガラスの前後で光線が屈折することを観察させる教材について，「ガラスの中を透過する光の光線も追えるとよい」という意見があった。公開講座には間に合わなかったが，その後に開発した教材を紹介する。

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金属線の抵抗実践報告

石井登志夫

2024 年 195 巻 p. 11-14
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_11

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物理基礎では金属線の抵抗について探究実験を行うことになっている。電気回路の学習では導線の抵抗値は0として扱うので，できるだけ生徒が矛盾を感じないように，教材の配列に気を配った。データはGoogle Classroomを利用して共有し，クラス全体でやり取りしながら解析を進めるように工夫した。

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干渉あれこれ

岸澤眞一

2024 年 195 巻 p. 15-19
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_15

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高校物理の波の分野で回折・干渉は重要な学習項目の一つである。本稿では光の干渉実験，光ディスクの干渉，ファブリ・ペロー干渉計についての話題を提供する。いずれもすでによく知られている内容ではあるが，授業の参考になれば幸いである。

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倒れる棒の加速度

増子寛

2024 年 195 巻 p. 20-23
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_20

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鉛直に立てた棒が倒れるときの、接線方向の加速度を測定した。棒の先端部分の加速度の大きさが重力加速度の大きさを超えることが示された。

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ラザフォード散乱の模擬実験

沢田功　　, 本田一恵

2024 年 195 巻 p. 24-27
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_24

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ラザフォード散乱の安価で作成容易な模擬実験を報告する。本来のラザフォード散乱は原子核の電場による荷電粒子のクーロン散乱であるが、学校現場ではその再現は困難である。そこで、磁場による反磁性物質の2次元散乱でラザフォード散乱を模擬する。具体的には、水中に沈めたネオジム磁石の磁場によって、水面に浮かべた反磁性体の炭素やビスマスの小片がどのように曲がって動くのかを観察する。

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二重井戸ポテンシャルによる非線形振動

沢田功, 野田数人, 堀越篤史

2024 年 195 巻 p. 28-37
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_28

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ギリシャ文字オメガの形に似た二重井戸ポテンシャル（double well potential）をばね2本で作ることができる。変位0付近が反転調和振動子となっている二重井戸ポテンシャルによる非線形振動の動力学について解析的・数値的な計算結果を示す。

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質的研究の理論によるジェンダー研究の実践分析

加藤　賢一

2024 年 195 巻 p. 38-45
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_38

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質的研究は量的研究同様、強力な研究方法であるにもかかわらず、理科教育の領域ではあまり知られていない。今回、質的研究の理論を示しジェンダーの実践研究を分析し、その有用性を示す。

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万有引力による月ロケットの軌道の計算機実験

伊多波正徳

2024 年 195 巻 p. 46-53
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_46

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本稿では作成した万有引力に関する副教材（計算機実験のプログラム）について報告する．月ロケットの運動方程式，軌道計算のプログラムの概要，計算結果について述べる．また計算機実験が物理教育に役立てられるための要件についても述べる．

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v-x連続測定器を使った実験（3）

運動方程式の検証実験

堀込　智之

2024 年 195 巻 p. 54-56
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_54

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力学滑走台上の滑走体の質量m2とおもりの質量m1をおもりの重力m1gで加速したときの速度を, ビースピ5台を直列に連結したv-x連続測定器で測り, v2-x図の傾きから加速度aを求めた。作成したa-F図とa-1/m図の実験式から運動方程式を検証したので報告する。　

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波の速さをどう教えるか

後藤敬祐

2024 年 195 巻 p. 57-61
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_57

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安価にできる光速測定６－アクリル中の光速

村尾美明

2024 年 195 巻 p. 62-66
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/05

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.195.0_62

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光の粒子説と波動説が出たとき、水中の光速が空気中より小さくなることで光は波と再確認された。ここでは水の代わりにアクリル中の光速を測定した。水の場合は水槽の準備や光の向きの調整が大変であるが、アクリル棒を用いると少し簡単に行える。光の変調装置と変調光の受信装置は前に用いた物を少し改良して用いた。

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