アレルギー
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22 巻, 9 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 9 号 p. Cover45-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 9 号 p. Cover46-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1973 年 22 巻 9 号 p. Misc11-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 修二
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 9 号 p. 563-583,613
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    特異抗原に対する皮膚テストや吸入テストが陽性である症例や, PK反応を陽性にする血清を持つ症例があることから, 喘息患者のあるものでは, 即時型アレルギー反応が症状発現の基礎をなしていると考えられる.ある動物のある臓器の即時型アレルギー反応において, ある物質が化学的作用物質であるか否かを知るためには, 1) その物質もしくはその前駆物質がその臓器に含まれているか, 2) 感作された臓器に抗原を作用させた場合その物質が遊離するか, 3) その物質がその臓器に即時型アレルギー反応によると類似の症状をおこさせるか, 4) その臓器でその物質は代謝されるか, などを明らかにする必要がある.ヒト肺における即時型アレルギー反応とヒスタミンとの関連について諸文献の検討をおこなった.1) ヒスタミンはヒト肺に含まれ, 2) 感作されたヒト肺に抗原を作用させるとヒスタミンが遊離することは確実である.しかし, ヒスタミンのヒト肺に対する作用およびヒト肺における代謝に関しては, いまだ不明確ところが多い.
  • 宮本 昭正, 真野 健次, 伊藤 幸治, 富谷 百合子, 堀内 淑彦
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 9 号 p. 584-593,613-61
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    paper discを用いてradioallergosorbent test(RAST)を検討した結果, 次のような結果が得られた.1) CNBrで活性化したpaper discは乾燥状態にして-20℃で保存すれば8ヵ月経過しても活性に変化を認めない.2) CNBrで活性化したpaper discと抗原とを結合させるためのincubationは, 時間が長くなるにつれて抗原の結合量は増すが, 一昼夜のincubation timeでほぼ目的が達せられると考えられる.3) paper discと抗原の結合は抗原の溶媒のpHやモル濃度にはほとんど影響されないようである.4) 抗原と結合したpaper discは4℃に保持しておけば, 乾燥状態で保存しても, 溶液にsuspendして保存しても(防腐剤付加), 6ヵ月ではRASTの結果に全く影響がみられない.5) 抗原と結合したpaper discと患者血清とのincubation時間は, 3-10時間でほぼ十分であると考えられる.6) anti IgEとのincubation時間は, 少なくともovernightが必要である.7) RASTの基準曲線は抗原の種類によりある程度ばらつきがみられ, S字状のcurveを描く傾向がある.そこで標準曲線と比較して血清のIgE抗体の半定量を行うには, 被検血清を10倍以上に希釈することが望ましいと考えられる.8) RASTでの抗原の力価と, 皮膚反応での抗原の力価との間にある程度相関がみられる.9) ダニおよび室内抗原を用い, 125名の患者血清についてRASTを行い, isotopeのcountを比較してみたところ, 両者間の相関係数は0.91と高く, 両者間での高い共通抗原の存在がうかがわれた.10) CNBrで活性化したpaper discは蛋白抗原と結合すると考えられる.事実, 蛋白以外の抗原性物質がかなり重要であると考えられるカビ類の抗原などでは, RASTは必ずしも十分ではなく検討の余地がある.11) IgG抗体を半定量するためのRASTはヒトではIgGの血清濃度が高く, solid phaseと非特異的な吸着を起こすので, 動物の場合程はうまくいかない.
  • 中田 安成, 有森 茂, 多田 慎也, 小橋 秀広, 市川 幸延
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 9 号 p. 594-598,614
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ヒト末梢リンパ球のヒツジ赤血球付着に関する基礎的な検討と, 赤血球, リンパ球の酵素処理による変化を観察した.ヒト末梢血よりのリンパ球の分離は, Conray-Ficoll法によった.ヒツジ赤血球2個以上付着したものをヒツジ赤血球ロゼット形成細胞(SPBC-RFC)陽性と判定した.健康人の陽性率は32.4±13.0%であり, 重症筋無力症患者の摘出胸腺リンパ球のそれは82.0%であった.リンパ球の直径が5μ以下のものに陽性細胞が最も高率(79.4%)で, 7μ以上のものには2.2%しか認められなかった.使用したヒツジ赤血球は新鮮なものほど陽性率は高く, またヒツジ赤血球とリンパ球を反応させる場合に, 遠沈することにより陽性率は著明に上昇する.ヒツジ赤血球をtryosin papain処理したが, 陽性率に変化はなかった.リンパ球を両酵素にて処理すると, 陽性率は酵素の濃度に逆比例して低下し, trypsinは, papainに比して約100倍の付着阻止作用を示した.すなわち, リンパ球5×10^6個に対してtryosinを1×10^<-3>g, papainを1×10^<-2>g作用させると, 無処理の場合の陽性率54.5±12.5%に対し, それぞれ3.9±1.5%, 2.2±2.1%と著明に減少した.
  • 五味 二郎, 光井 庄太郎, 工藤 康之, 赤坂 喜三郎, 小野 康夫, 木村 武, 川上 保雄, 野口 英世, 宮本 昭正, 牧野 荘平, ...
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 9 号 p. 599-612,614-61
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    気管支拡張剤ST1512(S群)の成人気管支喘息に対する薬効につき, metaproterenol(A群)およびinactive placebo(P群)を対照として, 頓用, 連用効果につき, 9施設による2重盲検試験を行った.open trialの結果から, Fisherの直接確率計算法により, 1群につき36例となり, 並列3群にあてはめれば3倍の108例前後の症例数でよいと考えられたため, 105例に達した時点で中間点検を行った.全例104例であり, S群34例, A群36例, P群34例で, 3群間にはback groundにおいて有意差はなかった.試験方法は, S群1錠(1mg), A群1錠(10mg), placebo1錠を投与し, 前および1時間後の自他覚症状, 肺機能を検した.医師の総合判定につき, H-test, U-testを行い, S群とP群間に危険率0.5%以下の高度の薬物差を認めたが, 危険率5%でS群とA群とP群間には有意差は検出されなかった.ついで薬効差につき, 詳細な3群判別分析を行い検討も行った.
  • 原稿種別: 文献目録等
    1973 年 22 巻 9 号 p. 613-615
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 22 巻 9 号 p. 616-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 22 巻 9 号 p. 617-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 22 巻 9 号 p. 618-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 9 号 p. Cover47-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 9 号 p. Cover48-
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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