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原稿種別: 表紙
1975 年 24 巻 1 号 p.
Cover1-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1975 年 24 巻 1 号 p.
Cover2-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 文献目録等
1975 年 24 巻 1 号 p.
Misc1-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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粟津 良祐
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
1-5,80
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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油性金製剤であるaurothioglucose (Romosol)をアメリカ方式で, 主として減感作療法の奏効しない症例に使用して次の成績がえられた.1)43例中著効16例, 有効15例, 無効5例, 不明7例で, 有効率86.1%であった.2)aurothioglucoseの治療効果は, ステロイド剤未使用群, 家族歴のある群, 若年群, アトピー型の群, 軽症群では, ステロイド剤長期使用群, 家族歴のない群, 高年群, 混合型ないし感染型の群, 重症群に比して有効率が高かった.3)有効例の大多数はaurothioglucoseの使用期間が3カ月以内に効果が発現している.無効例では5カ月以上治療を続けても効果がみられなかった.4)有効例ではaurothioglucoseの累積使用量が400mg以下で, 大多数の症例に効果の発現をみた.総使用量500mg以上やっても効果のあった症例は僅少であった.5)血中濃度と治療効果の間には一定の関係は認められなかった.6)aurothioglucoseによる治療を中止した後の2-3の症例に2-6カ月でreboundしたが, 再治療で軽快した.7)副作用としては, 〓痒を伴う発疹が最も多く, 次いで, 蛋白尿, 皮膚〓痒感, 口内炎で若い女性に多く現れる傾向がうかがわれ, 副作用発現時期と効果発現時期がほぼ一致する傾向がみられた.また, その発現時期は, 85-300mg, 特に85-150mg間に多かった.副作用の現れない人はいくら大量に使用しても平気であった.
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有森 茂, 篠沢 真哉
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
6-10,80-81
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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われわれはすでに, 全身性エリテマトーデス患者血清の中に抗膜抗体を見いだして報告した.Sepharose 4B columnを使って可溶化赤血球膜を溶出すると, 280 nmの吸光度とphenol-硫酸法とで2個の峰に分けられる.そして抗膜抗体に対する特異抗原性は第1の峰に検出された.本論文では, 可溶化赤血球膜中の抗原活性をもった糖蛋白体をさらに分画するために, Sephadex G-150 columnを用いた.280 nmの吸光度では6個の, Lowry-Folin法とphenol-硫酸法とでは5個の峰を証明した.SDS-polyacrylamide gel electrophoresisでは各分画の分子量は230000から15000に分布することが判明した.micro-Ouchterlony法を用いて抗膜抗体に対する抗原性を検討すると, 280 nmの吸光度での第6の峰をのぞいてすべての分画に融合する陽性の沈降線を見いだした.これらの所見から, 可溶化赤血球膜の中に含まれる糖蛋白の抗原活性は, 糖蛋白側鎖のより小さい部分に局在すると考えられた.このより小さい部分は分子量約15000で, 糖と蛋白を0.39:1.0の割合で含んでいる.
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小泉 富美朝, 深瀬 真之, 北村 四郎, 小島 健一
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
11-20,81
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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ウサギの皮下に卵白感作を行って生じたArthus型の病巣を摘出し, これを病巣中心の壊死層(N)と周囲の肉芽層(W)に分け, これをホモジネートしてそれぞれ病巣抗原NおよびW物質を作製した.この物質を摘出した自己および同種ウサギ34頭に6-8カ月間感作し, 経時的に採取した血清について免疫電気泳動, Ouchterlony法, 受身赤血球凝集反応を行って大要次の結果を得た.1)N物質に対する抗体は卵白のmain componentに対する抗体として同定され, このものは感作初期からNまたはW感作例の多数例に証明され, とくにN感作例では感作後期(感作120日以降)まで高い抗体価が認められた.2)W物質に対する抗体は, Ouchterlony法および受身赤血球凝集反応により, 感作80日以降から34例中10例に認められた.この抗体は卵白成分やウサギ全血清では吸収されず, 自己の腎・肝・心臓の臓器乳剤で交叉反応を示した.3)病巣抗原には卵白のmain componentのほかにウサギ血清成分も含まれており, これはN物質よりもW物質中に多く含まれていた.4)アミロイド腎症, アミロイド加味腎炎およびアミロイド沈着のない糸球体腎炎において血清および尿の免疫電気泳動を行い, 前2者では尿中にIgGとその変性物およびトランスフェリンとみなされる沈降線の出現を認めた.アミロイド沈着のない腎炎例では尿中にIgGとその変性物の出現を認めたが, トランスフェリンとみなされる沈降線は認められなかった.
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牧野 荘平, 真野 健次, 信太 隆夫, 油井 泰雄, 加藤 一之
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
21-26,81-82
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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一般の治療に抵抗して日常生活維持のためにはステロイド依存性である難治性喘息について, 難治化の要因として気道過敏性の関与を検討した.気道反応性はアセチルコリン閾値をもって表現した.1)70名の喘息患者を重症度によりi)軽症群, ii)気管支拡張剤悪化時使用群, iii)同常用群, iv)難治型群の4つに分けると, 閾値の幾何学平均はそれぞれ1135, 1143, 483, 245mg/mlであった.ii群とiv群の平均値の差は有意であった.難治性喘息群の気道過敏性は他のより軽症群に比べて亢進している傾向があるといえる.しかし, 各重症度群での閾値の分布は著しく重複しており, 気道過敏性の亢進は難治化の一要因であるが, 他の要因も大きく作用していることを示唆している.2)5% orciprenaline吸入による閾値の増加は, 難治性喘息群では平均約4倍で, 他のより軽症な群は平均約10倍であったが, その差は有意でなかった.3)40mgのprednisolone hemisuccinate静注, または1日10mgのprednisoloneの3日間の経口投与は, 閾値を程度は低いが有意に増加させた.ステロイドは気道過敏性を低下させると考えられる.
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田沢 稔
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
27-41,82
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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気管支喘息における金療法の作用機序は未だ十分に解明されていないが, この機序の一つを調べる目的で, 金療法と副腎皮質機能との関連につき検討した.対象は42例の気管支喘息患者で, 金製剤としてgold sodium thiomalateを総計1850mg筋注した.副腎皮質機能はrapid ACTH試験により血漿cortisol前値および合成ACTH 250μg負荷60分値を測定して検査し, 同時に血清金濃度も測定した.以下の成績を得た.1)気管支喘息患者の副腎皮質機能は, 金療法前では重症, 慢性型および長期罹病者ほど低下を示した.2)金療法前に機能低下を示した33例中21例に, 金療法後に機能の改善がみられた.3)臨床効果は31例に有効が認められたが, 副腎皮質機能の改善とは必ずしも一致しなかった.4)血清金濃度は投与量と平行して増加し, 治療後の平均血清金濃度は633μg/100mlであった.しかし臨床効果および副腎皮質機能の改善との関係は特に認められなかった.以上の成績より, 気管支喘息における金療法の作用機序の1つとして, 金の副腎皮質賦活作用が推論された.
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田沢 稔
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
42-49,83
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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気管支喘息における金療法の作用機序を, 抗原抗体反応の面より解明する目的で, 29例の気管支喘息患者を対象に血清IgEを測定し, 金療法と血清IgEの関連につき検討した.以下の成績を得た.1)気管支喘息患者が血清IgE値は健常者に比べ高値であり, 病型別ではアトピー型および発作型がより高値を示した.2)金療法により, 血清IgE値は29例中23例に減少を認めた.3)血清IgE値の減少と臨床効果とは必ずしも一致しなかったが, 効果発現時期とはほぼ一致をみた.4)血清IgE値の減少と血清金濃度および副腎皮質機能の変動との間には, 一定の相関は認められなかった.以上の成績より, 気管支喘息における金療法の作用機序の1つとして, 血清IgEの減少により, レアギン型抗原抗体反応が抑制されることが推論された.
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永木 和義, 飯田 恭子, 稲井 真弥
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
50-51
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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山本 健一, 高橋 守信
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
51-52
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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野口 淳夫, 島田 彰子, 田村 昇
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
52-53
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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中島 俊一, 島田 彰子, 田村 昇, 牛島 広治
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
53-54
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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北村 肇, 平松 美佐子, 稲井 真弥
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
55-56
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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高橋 セイ, 田中 清子, 高橋 守信
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
56-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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酒井 好古, Stroud R.M.
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
56-57
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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酒井 好古, Stroud R.M.
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
57-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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高橋 守信, 高橋 セイ, 田中 清子
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
57-58
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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大井 洋之, 海津 嘉蔵, 春田 一典, 藤多 和義, 松本 紘一, 奈倉 勇爾, 吉沢 信行, 藤川 雅彦, 吉川 昌一, 名和 紀之, ...
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
58-59
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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手嶋 秀毅, 井上 貞久, 永木 和義, 稲井 真弥
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
59-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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鳥巣 要道, 北村 征和, 府川 光之, 西村 正也, 辻 秀夫, 内藤 紘彦, 野崎 肇, 佐藤 公身, 小坂 淳夫
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
59-60
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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河島 敏夫, 米沢 芳子, 松浦 紅子, 芳賀 ふじ子, 宮沢 政栄, 西岡 久寿弥, 嶋田 孝吉, 高橋 守信
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
60-62
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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樋口 正臣, 竹内 正七
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
62-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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鳥巣 要道, 北村 征和, 府川 光之, 西村 正也, 川崎 富作, 窪田 誠一, 馬場 徹, 園崎 秀吉
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
62-63
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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平松 誠一, 岡田 たみ子, 稲井 真弥, 天野 哲基, 宮脇 昌二, 西下 駿三, 大藤 真
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
63-64
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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荻田 忠厚, 行山 康, 谷本 潔昭, 広瀬 俊一, 堀内 淑彦
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
65-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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近藤 元治, 中西 和夫, 中西 善夫, 細川 計明, 増田 正典
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
66-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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奥田 智子, 橘 武彦
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
66-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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岡田 秀親, 馬場 徹
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
67-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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張 紹元, 三木 浩, 田村 昇, 島田 彰子
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
67-68
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
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尾上 薫, 池田 正春
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
68-71
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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谷本 潔昭
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
71-72
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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今野 孝彦, 平井 秀松
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
72-73
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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藤田 禎三, 稲井 真弥
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
73-74
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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井上 公蔵, 天野 恒久
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
74-75
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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辻 孝夫, 内藤 紘彦, 野崎 肇, 徳山 勝之, 岡田 武志, 江草 国之, 小坂 淳夫
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
76-78
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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フリー
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加藤 卓次, 横尾 順子, 蓑田 一三夫, 深山 昭雄, 樫葉 周三
原稿種別: 本文
1975 年 24 巻 1 号 p.
78-79
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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フリー
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原稿種別: 文献目録等
1975 年 24 巻 1 号 p.
80-83
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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フリー
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原稿種別: 付録等
1975 年 24 巻 1 号 p.
App1-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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フリー
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原稿種別: 表紙
1975 年 24 巻 1 号 p.
Cover3-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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原稿種別: 表紙
1975 年 24 巻 1 号 p.
Cover4-
発行日: 1975/01/30
公開日: 2017/02/10
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フリー