アレルギー
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24 巻, 10 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1975 年 24 巻 10 号 p. Cover5-
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1975 年 24 巻 10 号 p. Cover6-
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1975 年 24 巻 10 号 p. Misc2-
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 堀内 康生, 安藤 格
    原稿種別: 本文
    1975 年 24 巻 10 号 p. 695-702,733
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    喘息児におけるヒスタミンの意義を知る目的で血中ヒ値を測定し, 次の結果を得た.1)4才から19才までの喘息児の平均値および偏差はO.065±O.012μg/mlであった.2)3才から11才までの喘息児11名の日内変動の平均値および偏差は, 午前9時0.0058±0.009μg/ml, 午後3時0.055±0.009μg/ml, 午後9時O.065±0.012μg/mlであった.3)3才から11才までの喘息児12名の運動負荷前および後の平均値および偏差は, おのおの0.059±0.016μg/ml, 0.061±0.014μg/mlであった.4)6才から18才までの喘息児10名に減感作治療を10ヵ月から3年行った時の平均値および偏差は, 0.035±0.006μg/mlであった.5)発作のため入院した5才から13才までの喘息児5名に, デカドロン(総量1-10mg)投与後の平均値および偏差は0.045±0.010μg/mlであった.
  • 市川 幸延, 郡山 健治, 有森 茂, 小橋 秀広, 多田 慎也
    原稿種別: 本文
    1975 年 24 巻 10 号 p. 703-708,733-73
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    重症筋無力症(MG)に胸腺腫もしくは濾胞性増生などの胸腺異常の合併する頻度が高く, 胸腺摘出術(Thx)のすぐれた効果もすでに知られている.しかし, 胸腺組織と臨床像との関連についてはいまだ十分知られていない.そこでわれわれはThxを施行した22例の患者の摘出胸腺の病理組織像を検討し, 臨床像との対比を試みた.22例のうち胸腺腫例は8例で, うち5例は非腫瘍性胸腺組織を含めて検索しえた.その結果, 胸腺腫例を含めて非腫瘍性胸腺の52.6%に濾胞性増生をみとめ, とりわけ胸腺腫例には100%に著明なリンパ濾胞を見いだすことができた.リンパ濾胞の著しい症例ではThx後症状の悪化をみとめ, プレドニゾロン投与に踏み切った例が多かった.ハッサル小体の数はThx時の年令と相関し, 高令者に多くみとめられた.胸腺腫(8例)の組織型は混合型87.5%とほとんどを占め, そのうちの85.7%は多角型上皮細胞型であった.これらのことから, リンパ濾胞の多寡がMGの臨床隊と治療効果を左右する大きな要因であることが明らかとなった.
  • 友田 恒典, 陰山 克, 大井 豊, 長尾 四郎
    原稿種別: 本文
    1975 年 24 巻 10 号 p. 709-712,734
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    結核患者のクエン酸ソーダ添加血液をヒト型結核菌体蛋白抗原(非加熱のもの)を少量に混じ赤沈を行うと, その沈降値は対照の非添加血液のものと差があることを報告した.結核菌蛋白は破砕菌体から抽出した非変性のものが使用された.結核患者のほとんどにおいて, 結核菌蛋白抗原を添加した赤沈は対照赤沈(非添加赤沈)にくらべて促進していた.この作用はPPD, CRPのような蛋白では認められなかった.しかし, 発病の初期および重症例では抑制がみられる例があった.非結核患者では結核菌蛋白抗原添加によっても赤沈の促進はほとんどみられなかった.赤沈を促進させる血漿内の1つの因子として抗原抗体結合物が関与していることを論じた.
  • 舘野 幸司, 中嶋 茂樹, 戸所 正雄, 松村 龍雄, Tomoko Endo
    原稿種別: 本文
    1975 年 24 巻 10 号 p. 713-725,734-73
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    除去食物療法によって, 数ヵ月にわたって軽快していた気管支喘息患者が, 4月になって, 重症の喘息発作を繰返すようになった.この時期は, スズメノテッポーの開花期に一致するため, スズメノテッポーが吸入性抗原として働いている可能性を推定し, 喘息発作との関係を調査し, 検索を行ったところ次の結果をえた.気管支喘息患者に対する皮内反応では103例中42例29%の陽性率をえた.一方, 正常小児に対する皮内反応では207例中4例2%の陽性率をえたのみであった.被動性移入試験では4例中2例が陽性であった.吸入誘発試験では, 15%以上のPEFRの変化率の低下, もしくは喘鳴などの臨床症状をもって陽性とした.スズメノテッポー花粉抽出液による吸入誘発試験を2例について行った.その結果, 2例ともに陽性であった.これらの結果から, スズメノテッポー花粉は, わが国における気管支喘息の重要な吸入性抗原の1つであろうと考えられる.
  • 加地 隆彦
    原稿種別: 本文
    1975 年 24 巻 10 号 p. 726-732,735
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ヒツジ赤血球とのロゼット形成細胞をTリンパ球, 表面免疫グロブリン荷細胞をBリンパ球とみなして, 重症筋無力症患者末梢血のリンパ球のsubpopulationを検索し, 臨床所見と対比して検討した.重症筋無力症患者末梢血のリンパ球は, その絶対数では正常人に比し有意に低値を示した.Tリンパ球の百分率は正常人に比し有意に高値を示したが, Tリンパ球の絶対数では軽度高値を示したが有意の差ではなかった.一方Bリンパ球の百分率は正常人とほとんど同じであり, Bリンパ球の絶対数でも軽度低値を示したが有意の差ではなかった.また本症患者末梢血のTリンパ球の百分率について, 臨床症状と対比すると, IIA型, IIB型のごとき重症例では平均値では有意の高値を示したが, 重症例の相互間には有意差は認めえなかった.Bリンパ球については一定の傾向は得られなかった.胸腺腫の存在する症例ではTリンパ球の百分率の平均値は高値を示したが, 胸腺腫の存在しない症例との間に有意差はなかった.
  • 原稿種別: 文献目録等
    1975 年 24 巻 10 号 p. 733-735
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1975 年 24 巻 10 号 p. 736-
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1975 年 24 巻 10 号 p. Cover7-
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1975 年 24 巻 10 号 p. Cover8-
    発行日: 1975/10/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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