アレルギー
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26 巻, 1 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1977 年 26 巻 1 号 p. Misc1-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 関根 暉彬
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 1-3,41
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    前報において報告した定量的に免疫粘着反応を測定しうる方法を用いて, ヒト赤血球の免疫粘着活性 (IA活性) を定量した.免疫粘着血球凝集反応 (IAHA) で一定の反応性を示す血球では似たような値を示した.IAHAでまったく反応を示さないヒツジ赤血球ではまったく IA活性を示さなかった.IAHAにおいて凝集を示さないヒト赤血球の例では, 凝集を示す赤血球の45.1%の IA活性が見いだされ, 弱い凝集を示した例では76.5%の IA活性が見いだされた.ヒト赤血球の IA活性には個人差があり, それを定量的に測定することができた.
  • 板谷 喬起
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 4-9,41
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    DNP化したブタ回虫抗原 (DNP-ASC) と alum でマウスを免疫すると同時, あるいは免疫前に, alum, poly A : U, Freund の完全アジュバント (CFA), 大腸菌糖脂質 (LPS) などのよく知られたアジュバントを単独, あるいは担体蛋白 (Asc), またはハプテン (DNP-BSA) と一緒に投与し, 本来起こるべき抗体産生に対する影響を検討した.免疫前に単独で投与すると, IgE, IgG ともに抗体の産生が強く抑制された. alum, poly A : U は担体と一緒に前投与すると抑制効果が消失し, CFA はハプテンと一緒に前投与すると抑制が消失した. LPS は, 担体, あるいはハプテンのいずれと一緒に投与しても抑制作用を示した.これらの事実より, アジュバントは投与時期によっては抗体産生を逆に抑制することが証明された.また, この事実をもとに, アジュバントが免疫に関与する細胞系にいかなる選択的な影響を与えるかを検討した.
  • 竹内 良夫, 西村 葉子, 山地 幸雄, 木村 義民
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 10-16,41-42
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ペニシリン製剤中に含まれる分解物, 生成物, あるいは不純物に起因するペニシリンアレルギー発症の機作が考えられているが, 私どもはその一因を解明する目的で, 市販の PcG水溶液を室温に放置することによって PcG polymer が生成することを見い出し, その物理化学的性状について検討するとともに, ラットに免疫した場合の抗体性状について検討し, 次の結論をえた.20% PcG 水溶液がら検出される PcG polymerは, gel filtration により Kav.0.7に溶出し, この物質の精製試料はアミノ酸を含まず, 赤外分析の結果, β-Lactam 環の開裂した PcG 分解物の重合した高分子物質であった.精製した PcG polymer を単独免疫原として FCA とともにラットに免疫した結果, 3時間 PCA 反応が陽性の thermostable homocytotropic antibody が検出され, PCA inhibition test により, この抗体は PcG と PcG polymer に特異的に反応することが証明された.PcG polymer と AL(OH)_3 をラットに免疫した結果, 48時間 PCA 反応が陽性の thermolabile antibody が検出された.しかしながら, 対照として感作した PcG 免疫群では, 同様の方法では抗体が検出されなかった.
  • 矢田 純一
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 17-19,42
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    mitogen 刺激による in vitro でのB細胞から免疫グロブリン産生細胞への分化に与えるヒトT細胞の helper ないし suppressor 機能の測定法を検討した.原理は抹消血リンパ球をヒツジ赤血球とロゼット形成させ, ロゼット形成リンパ球 (T細胞) とその他の細胞 (B rich cells) とに比重遠心法で分離し, 健康人 rich cells(Bn) に健康人T細胞 (Tn) ないし被験T細胞 (Tp) を加え, pokeweed mitogen を 10μg/ml に加えて1週間培養し, 免疫グロブリン産生細胞 (Ig cell) 数を蛍光抗体法で原形質免疫グロブリンを染色することで測定するものである.Bn のみからの Ig cell の出現はわずかであるが, Tn を加えることにより著明に増加する.その増加率を Tp と Tn とで比較することにより helper 能を相対的に評価できる.Tp に抑制能があるときは Bn に Tn を一部加え出現する Ig cell が, さらに Tp を加えることによってどの程度抑えられるかを算定することにより suppressor 能を測定できる.原発性免疫不全症における測定の実例を示した.
  • 玉田 康彦
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 20-29,42-43
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    近藤が純系化した日本在来の NC マウスは, 加令に伴い皮膚病変やリンパ節, 脾臓からのリンパ球の減少, さらに貧血や糸球体腎炎をおこしてくることから, 後天性免疫異常が推測され, 液性免疫, 細胞性免疫の検索を行った.(1)抗核抗体, クームス抗体は 5-6 ヵ月令以後高頻度に出現し, また腎糸球体への免疫グロブリンや補体の沈着が老令期のものでみられた.(2)ヒツジ赤血球や DNP-抗原に対する抗体産生能は加令に伴い明らかな低下を認めたが, 細菌由来の胸腺非依存性抗原である LPS に対する抗体産生能は加令に伴い上昇していた.(3)リンパ節, 脾臓の θC_3H 抗原陽性細胞数は加令に伴い減少していた. in vitoro での脾細胞の PHA に対する反応性は対照マウスに比べ低く, in vivo でのピクリールクロライドに対する遅延型アレルギー反応と同様加令に伴い低下していた.これらのことから, NC マウスは主としてT細胞の機能低下が示唆され, その原因に遺伝的, 外的要因が少なからず関与するものと考える.
  • 富久尾 みち代
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 30-40,43
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    国立相模原病院小児科アレルギー外来において最低2年以上治療を受けた小児気管支喘息患者 524例について, 4-17年後に予後を調査し, 予後に関連する因子について推計学的に検討した. 1) 緩解 205例(39.1%), ほぼ緩解 127例(23.4%), 軽症 105例(20.0%), 中等症 54例(10.3%), 重症 25例(4.8%), 死亡 8例(1.5%)であった. 2) 緩解年令は 7-16才に最も多かった. 3) 性別, 発症年令, 発症から初診までの期間, 家族のアレルギー病歴, 皮膚反応閾値および減感作療法の実施時期と予後の間に有意差は認められなかった. 4) 初診時重症例程, およびアトピー性湿疹の既往, または合併のあるもの程予後不良の傾向を示し, ともに有意差が認められた (P<0.05). 5) 減感作療法に用いた抗原の個数が3個以上の例, および HD または HD+ pollen に陽性のものより HD + mold に陽性の例が予後不良の傾向があり, ともに有意差が認められた (P<0.05). 6) 乳児期に喘鳴様症状をくりかえした62例を5-12年間追及し, 2才前後に明らかな喘息発作を呈したものが nasal smears 検索により陽性群に有意に多く, さらにその予後成績はきわめて良好であった.
  • 原稿種別: 文献目録等
    1977 年 26 巻 1 号 p. 41-43
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 西田 尚紀
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 44-45
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 木村 義民
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 1 号 p. 46-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • Tiuzi Sindo
    原稿種別: Article
    1977 年 26 巻 1 号 p. 47-49
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1977 年 26 巻 1 号 p. 50-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1977 年 26 巻 1 号 p. 51-53
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 1 号 p. Cover3-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 1 号 p. Cover4-
    発行日: 1977/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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