アレルギー
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26 巻, 12 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 12 号 p. Cover13-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 12 号 p. Cover14-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1977 年 26 巻 12 号 p. Misc4-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 根本 俊彦
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 12 号 p. 793-802,838
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    protein A-Sepharose CL-4Bによる特異IgG抗体測定の基礎的検討を行った.1) protein A-Sepharose CL-4BにIgGが特異的に結合することをアフィニティクロマトグラフ法と免疫電気泳動法を用いて確認した.2)今回の検討では, PPC 1mlに加える血清量は50μ1の時, 特異IgG抗体値が最高であった.3)特異抗体を測定しているか否かをPPCと血清と非標識抗原でpreincubationしたのと, 標準測定法の測定値を比較し, 理論的に予測された結果(preincubationした測定値の抑制)を得た.4)洗浄回数は6回を必要とする.5)再現性と測定誤差.a)インシュリン抗体を26検体で2度測定し, その相関係数を求めた(r=0.9885, t=32.0, p<0.0001).きわめて有意の相関がみられた.b)測定誤差については24検体でダニに対するIgG抗体をduplicateで測定し.その差を検討すると10%以内で平均5.9%であった.6)卵白アルブミンで特異IgG抗体とIgE抗体を測定し, 有意の相関を認めた(r=0.35, t=2.56, p<0.02).しかしβ-lactoglobulinでは特異IgG抗体と特異IgE抗体間に有意の相関は認められなかった.
  • 引田 亨, 中谷 葆, 熊井 三治, 二宮 哲博, 原田 義道
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 12 号 p. 803-807,838-83
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    インスリン低血糖による血漿cyclic AMPの上昇は, 内因性アドレナリンの変化に起因するといわれている.本実験では, インスリン注射時のcyclic AMP上昇が健常人および喘息患者の間で差があるかどうかを検討した.気管支喘息患者8例(14-55才, 男女各4例), 健常男子5例(23-26才)にregular insulin 0.1unit/kgを静注し, 0, 30, 60, 90, 120分に採血し, 血糖, 血漿cortisol, 血漿cyclic AMPを測定し, 前後2時間の尿中カテコラミンも測定した.insulin静注後の血糖の低下率およびcortisolの変動は両群で差はなかった.尿中ノルアドレナリンには明らかな変動はみられなかったが, 尿中アドレナリンは健常人, 喘息患者とも著明に増加し, 増加量はそれぞれ6.16±3.42μg/2hr, 4.41±3.6μg/2hrで両群に有意差は認められなかった.血漿cyclic AMPは健常人で前5.8±3.3 p moles/ml, 60分後13.3±3.5 p moles/ml(p<0.01)へ有意に増加したが, 喘息患者では前6.2±2.7 p moles/mlで注射後も明らかな増加はみられなかった.以上の結果より, 喘息患者では低insulin血糖により分泌されたアドレナリンに対するcyclic AMPの反応性が低下しており, β-受容体の抑制が存在することが示唆された.
  • 早川 京子
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 12 号 p. 808-816,839
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    担体抗原で免疫されたマウスの脾あるいは胸腺由来のT細胞から抽出した抗原特異性抑制性T細胞因子(TsF)について, 物理化学的, 免疫化学的解析をおこない, 以下の結果を得た.1)TsFは, 抗原と特異的に反応する決定基をもち, 抗原よりなるimmunoadsorbentに吸着し, 高イオン濃度で溶出する.2)分子量35000-50000daltonの蛋白質で, 糖含有量が少なく, 既知の免疫グロブリンの決定基をもたない.3)TsFは, 抗I-J抗血清と反応する決定基をもち, SDS-polyacrylamide gel電気泳動で分析した結果, 還元条件下で, 分子量44000前後であることが示唆された.これらの結果は, T細胞の抗原結合基の化学組成を決定するためのひとつの方法論を提供するものと考える.
  • 油井 泰雄, 清水 章治, 柳原 行義, 信太 隆夫
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 12 号 p. 817-826,839
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    1.今回対象としたキク科花粉はブタクサ, ヨモギ, セイタカアワダチソウ, キク, タンポポ, オナモミ, デージー, コスモス, センジュギクで, 皮内反応, RASTによる相関から, キク科花粉としての共通抗原性が存在することが推測された.2.ブタクサとヨモギは共通抗原性はあるがmajor allergenではなく, mino allergenで共通しているものと思われる.3.セイタカアワダチソウはブタクサ, ヨモギと共通抗原性を有しているが, ブタクサよりもヨモギに近い抗原性を示した.4.ヨモギとキクは皮内反応, RAST, ウサギ抗血清に対する反応よりmajo allergenを共有しているものと思われた.5.一般に, 今回対象としたブタクサ, ヨモギ以外のキク科花粉はブタクサないしヨモギとの共通抗原性のために反応が惹起されているものと思われるが, オナモミ以外はブタクサよりもヨモギに近い抗原性を有しているものと考えられる.
  • 中沢 次夫, 豊田 武久, 稲沢 正士, 古川 充, 笛木 隆三, 小林 節雄, 外川 信, 牧元 弘之
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 12 号 p. 827-831,840
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    IgE抗体と異なる耐熱性抗体で即時型アナフィラキシー反応を惹起すると考えられている抗体, すなわちshort-term sensitizing anaphylactie IgG antibodyがParishにより提唱されたが, それのもつ生物学的活性を検索するため, 職業性喘息の1つであるこんにやく喘息患者を主な対象として2-3の検討を試みた.方法はParishの方法に準じサルのPCA反応を用いた.すなわち, 非働化した血清を2-4時間感作した後, 該抗原をchallengeする方法で行った.こんにやく喘息では本抗体が21.5%に検出された.一方, 同じアレルゲンに暴露されているこんにやく喘息以外の喘息患者や健常人では検出されなかった.本抗体によって惹起されたPCA反応は, IgE抗体による反応よりその強さは軽度であり, その組織所見は真皮浅層から中層への浮腫が著明であったが遊走細胞の浸潤は軽度であった.本抗体を有する喘息患者はすべてIgE抗体を有し, また臨床的には必ずしも重症とはいえなかった
  • 小暮 美津子, 臼杵 祥江, 里和 スミエ, 河島 敏夫, 宮沢 政栄, 鶴見 信男, 河村 一太, 嶋田 孝吉, 西岡 久寿弥
    原稿種別: 本文
    1977 年 26 巻 12 号 p. 832-837,840
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    本報告は, 加令にともなう免疫機構の推移を細胞性免疫と補体系の両面より観察したものである.細胞性免疫の指標としてはツベルクリン反応を補体系の指標としては血清補体価を用い, 10才から94才にいたる健康人612例を対象として行った.加令の過程において細胞性免疫が低下しても, 補体系は正常または高値を推移し, 生体の恒常性が保持されていた.この現象は, 免疫監視機構において補体系が, 細胞性免疫の低下を補い作用するためと考えられる.
  • 原稿種別: 文献目録等
    1977 年 26 巻 12 号 p. 838-840
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1977 年 26 巻 12 号 p. 841-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1977 年 26 巻 12 号 p. 842-846
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1977 年 26 巻 12 号 p. 847-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 12 号 p. Cover15-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1977 年 26 巻 12 号 p. Cover16-
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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