アレルギー
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32 巻, 4 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1983 年 32 巻 4 号 p. Cover19-
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1983 年 32 巻 4 号 p. Cover20-
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1983 年 32 巻 4 号 p. Misc7-
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1983 年 32 巻 4 号 p. App5-
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 田中 眞, 富岡 玖夫, 岩本 逸夫, 熊谷 朗, 斉藤 陽久, 吉田 象二, 諸橋 芳夫
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 183-192
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    気管支喘息患者に対し, メサコリン吸入試験における呼吸抵抗変化を新しい連続的呼吸抵抗測定装置「アストグラフ」を用いて測定した.気管支喘息患者, 急性および慢性気管支炎患者, アレルギー性鼻炎患者, 健常者について気道過敏性試験を行い, この方法が再現性, 安全性, 簡便性の面から気道過敏性の評価に有用であることを認識した.「アストグラフ」により得られたパラメーターを解析し, 以下の結果を得た.1.初期抵抗(Rrs.cont)は, FEV_<1.0>%および%FEV_<1.0>と相関し, 気道の閉塞状態を表現していた.2.気道感受性を表現しているDminと, 気道反応性を表すStは, 疾患群の識別因子として有用であるが, 2つの因子は異なった機序で支配されていると考えられた.a)気管支喘息群では, アトピー, 非アトピーにかかわらず, 気道感受性と気道反応性はもとに他の疾患群より高かった.b)アレルギー性鼻炎群では, 気道反応性は高く, 気道感染性は低かった.c)気管支炎群では, 気道感受性は低かったが, 気道反応性は健常群に比べて高かった.
  • 溝口 靖紘, 阪上 吉秀, 筒井 ひろ子, 門奈 丈之, 山本 祐夫, 森沢 成司
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 193-198
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    急性B型肝炎における肝内胆汁うっ滞の発生機序に, リンホカインに含まれる催胆汁うっ滞因子が関与する可能性について検討した.すなわち, 本症患者の末梢血リンパ球にHBs抗原または肝特異抗原をそれぞれ添加して48時間in vitroで培養し, その培養上清をSephadex G-75カラムで分画した.ついで, その一定の分画を正常ラットの腸間膜静脈に注入して胆汁排泄におよぼす影響を検討した.その結果, いずれの場合にも胆汁排泄の著明な減少がみられ, 肝組織を電顕的に観察すると, 毛細胆管の拡張, microvilliの減少または消失などが認められた.なお, 対照として健常人または胆汁うっ滞を伴わない急性B型肝炎患者の血清分画を用いた場合には, 胆汁排泄量の減少は全く認められなかった.この結果は, ウイルス性B型肝炎のchole-static hepatitis typeにおける肝内胆汁うっ滞の発生機構には, リンホカインに含まれる催胆汁うっ滞因子が関与する可能性を示唆している.
  • 八木 さえ子
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 199-208
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    in vitro で抗原と培養した脾細胞を異系マウスの尾静脈に注入することによって, IgE抗体産生の抑制がおこるか否かを, 即時型トレランスと抑制性細胞の誘導とに分けて検討した.ついで, 遺伝的支配をうける抗原と共に培養したnon responderマウスの脾細胞の静注による抑制の惹起についても検討し, 次のような結果を得た.1)即時型トレランスの誘導には, MHCの一致を必要としない.2)beef insulinに対しnon responderであるC3H/Heマウスの脾細胞にbeef insulinをパルスし静注することによって, high responderのBALB/cマウスに即時型トレランスを惹起しうる.3)beef insulinをパルスしたnon responder C3H/Heマウスの脾細胞をF_1(C3H/He×BALB/c)マウスに静注することによって, high responder BALB/cマウスの脾細胞と同様に抑制性を惹起しうる.
  • 今田 義郎, 永田 頌史, 手嶋 秀毅, 吾郷 晋浩, 桝 吉彦
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 209-212
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    気管支喘息の発作発現機序を解明するために, 気管支喘息の発作強度および重症度を分類して血漿ヒスタミン値を測定した.軽症発作時の血漿ヒスタミン値は, 非発作時のそれよりも有意な高値を示した.また重症発作時の血漿ヒスタミン値は, 非発作時のそれよりも有意な低値を示した.気管支喘息の重症度分類による軽症, 中等症および重症の3群間の非発作時の血漿ヒスタミン値には, 有意差を認めなかった.
  • 高田 伸介, 坂根 剛, 上田 裕司, 村川 洋子, 小谷 宏行, 恒松 徳五郎
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 213-220
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    concanavalin A (Con A)で刺激したヒト末梢血T細胞を, OKT4およびOKT8単クローン性抗体と自己赤血球ロゼット形成法を用いて細分画し, 得られた各サブセットの免疫調節機能を検討した.その結果, 1)自己赤血球とロゼットを形成するT細胞(ARFC)は, OKT4^+, OKT8^+の表現型を問わず強いサプレッサー活性を示したが, ヘルパー活性についてはそれを欠いていた.2)OKT4^+細胞で自己赤血球とロゼットを形成しない細胞(NARFC)は強いヘルパー活性を発揮したものの, サプレッサー活性を示さなかった.3)OKT8^+ NARFCはヘルパーおよびサプレッサー活性を示さず, 免疫系の調節性回路には係りのない細胞群であることが判った.このように, 自己赤血球とのロゼット形成性が, Con A誘導サプレッサー細胞のマーカーとして妥当であることを明らかにするとともに, 従来ヘルパー・インデューサー細胞であると考えられていたOKT4^+細胞群がサプレッサー細胞を含む不均一な機能T細胞群で構成されていることを示した.
  • 松本 修一, 高木 健三, 佐竹 辰夫
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 221-228
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    著者らはアレルゲンの吸入感作が肺のβ-receptorに及ぼす影響を検討する目的で, コンニャク舞粉吸入感作モルモットの肺を用い, radiobinding assayによりβ-receptor数(Bmax)と親和性(Kd)の変動を検討し, 以下の結果を得た.(1)吸入感作群では, Kdに差を認めないで肺のβ-receptor数に17%の有意の減少を認めた.(2)再暴露群では, 肺のβ-receptor数に13%の減少傾向を認めた.(3)アレルゲンの再吸入による誘発発作の重症度と肺のβ-receptor数との関係について検討し, 中等度発作群ではKdの変化率に差を認めないで, 無発作・軽度発作群に比しβ-receptor数に各々37%, 22%の有意の減少を認めた.以上の結果から, アレルゲンの気道への吸入感作が肺のβ-receptor数の減少をもたらすこと, さらにβ-receptor数の減少の程度が著しい個体ほどアレルゲンに再暴露されること重症の喘息発作を起こしやすいことがわかった.
  • 谷崎 勝朗, 原田 寛, 小橋 秀敏, 塩田 雄太郎, 竹山 博泰, 中村 之信, 多田 慎也, 木村 郁郎
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 4 号 p. 229-236
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    重症難治性喘息の発症機序解明の1手段として, 気管支喘息37例を対象に, 非発作時の生検肺について, 肺胞細気管支領域および気管支粘膜の組織学的変化並びに組織出現細胞を検討した.1.60才以上の年令層, 40才以後の発症年齢の症例に組織学的変化を示す症例が多く, またこれらの症例における組織出現細胞としては, 肺胞macrophageおよび単核球の出現がより高頻度にみられた.2.血清IgE値が高い症例では, 肺胞細気管支領域での組織学的変化を示す症例がより多くみられ, また組織出現細胞では好酸球と単核球の出現がより高頻度にみられた.3.末梢血好酸球数が少ない症例では, 肺胞へのmacrophageの脱落が, また多い症例では好酸球の浸潤がより高度であった.4.ステロイド依存性重症難治性喘息では, 組織学的変化を示す症例がより多く, 肺胞へのmacrophageの脱落がより高頻度でみられた.5.胸部レ線上微細粒状影のみられる症例では, 組織学的変化とともに単核球の浸潤がより高頻度で観察された.
  • 原稿種別: 付録等
    1983 年 32 巻 4 号 p. 237-240
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1983 年 32 巻 4 号 p. Cover21-
    発行日: 1983/04/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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