アレルギー
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32 巻, 5 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1983 年 32 巻 5 号 p. Cover22-
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1983 年 32 巻 5 号 p. Cover23-
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1983 年 32 巻 5 号 p. Misc8-
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1983 年 32 巻 5 号 p. App6-
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 早川 浩, 小林 登, 矢田 純一
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 241-252
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    わが国におけるWiskott-Aldrich症候群の実態を明らかにするために, 厚生省特定疾患調査研究班「免疫不全症候群」によって行われた原発性免疫不全症候群症例登録によせられた本症症例について, 登録資料を検討した.昭和57年9月5日現在, 全登録例604例中, 37例が本症として登録されたが, うち女子例を除く36例を検討の対象とした.これらにつき, 家族歴(遺伝型式), 発症および診断年令, 予後(死亡年令, 死因, 生存者の年令), 主要症状と主要検査所見, 初発症状, 感染その他の合併症, 主な治療などにわたってまとめた.また27例については, 検査所見の詳細についても報告されたので, その要点をまとめて述べた.
  • 西田 〓太郎, 鈴木 修二, 宮本 昭正
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 253-255
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    histamineによるモルモット気管鎖収縮におよぼすプリン体の影響について検討した.adenosineは0.1-1 mM濃度でhistamineによる気管鎖の収縮を抑制した.adenosine deaminase抑制剤であるcoformycin(1μg/ml)およびadenosineの細胞への転送抑制剤であるdipyridamole(100μM)は, adenosineの作用に影響しなかった.adenosine, ATP, AMPもhistamineによる気管鎖収縮を抑制したがinosine, hypoxanthine, guanine, guanosineは何ら影響しなかった.これらの結果は, adenosineが気管平滑筋細胞のreceptorを介して作用することを示唆した.
  • 柴田 孝則, 添田 恵子, 高瀬 茂, 斉藤 研一, 河住 久, 内田 潤, 北沢 孝三, 米倉 正博, 志和池 成世, 韓 啓司, 杉崎 ...
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 256-267
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    SLE 16例, RA 3例, MCTD 2例, その他疾患4例における血清中の抗核抗体(ANA)が, その血清をヒト及び種々動物由来のIgGと反応させることによりいかなる影響を受けるかを間接蛍光抗体法を用いて検討した.その結果, SLE16例中10例, RA 3例中1例, MCTD 2例中2例, その他疾患4例中2例(PSS 1例, 膜性腎症1例)でヒトIgGによりANA活性が消失した.更に各種処理したヒトIgGでのANA阻止試験の結果よりこの反応に関与するのはヒトIgGのFc部分であることが示唆された.なお同様に処置しても血清中抗サイログロブリン抗体活性は影響を受けないこと, IgG-IgG間の非特異的反応, LFT陽性RFの関与なども否定的なことよりこの反応は特異的であろうと考えられた.一方, 熱変性ヒトIgGまたはFcと非働化患者血清を用いた二重免疫拡散法でcross-reactive ANAを有するseronegarive SLE 5例中熱変性ヒトIgGで2例, 同処理Fcで3例に沈降線を認めたことはこのANAがRF活性を有する可能性を支持する所見と思われる.以上より, ある種のANA(主としてIgG ANA)はヒトIgG, 特にFc部分と交叉反応性を示し, RF活性を有することが示唆された.
  • 舩渡 忠男, 大谷 英樹
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 268-273
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    SRBC抗原を用いてヒト末梢血単核球による特異抗体産生能の測定法について検討した.この抗体産生系は単球およびT Cell依存性であることが確認された.本法により免疫不全を呈した原発性免疫不全症ならびに続発性免疫不全症患者(悪性リンパ腫)では異常低値を示した症例が認められた.本法は, 免疫不全状態の解析において有用な手段と考えられる.
  • 會田 秀介, 池田 千鶴, 成松 博, 野口 久, 横川 敏男, 中島 宏昭, 井手 宏嗣, 杉崎 徹三, 高橋 昭三
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 274-281
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    気管支喘息患者17例を対象として経気管支内視鏡的にハウスダスト抗原液を粘膜面に滴下し, 気道構造の変化を内視鏡的, 組織学的および免疫組織学的に検索し, 以下の成績を得た.1)喘息発作緩解時ハウスダスト抗原液滴下前における内視鏡所見はその多くが正常像であり, 生検組織所見は基底膜の肥厚を除いて特徴的変化は認められなかった.2)滴下15分後における内視鏡所見はハウスダスト皮膚反応およびRASTともに陽性の7例中6例に気管支粘膜面に横じわ(輪状ひだ)の消失または不明瞭化, 軟骨輪の輪部の不明瞭化, 縦ひだ(縦起ひだ)の隆起, 内腔の狭小化および内腔への分泌物の増加の傾向が認められた.3)滴下15分後の組織所見は皮膚反応およびRAST陽性の6例中5例に粘膜固有層の浮腫が, 6例中3例に毛細血管の拡張と血液の充満が認められ, 全例に粘膜固有層の好酸球浸潤が認められた.滴下6時間後の組織所見は15分後における所見に比較して好酸球の浸潤がより高度にかつ粘膜層全体にわたって認められた.4)内視鏡所見の気管支粘膜面の横じわの消失は組織所見の粘膜固有層に浮腫状変化と対応するものであった.5)抗原液滴下によって気管支基低膜におけるIgG, IgA, IgM, IgE, Clq, C3, C4およびフィブリノーゲンの局在の有意な変化は認められなかった.
  • 宇理須 厚雄, 肥田 康俊, 鳥居 新平, 近藤 久, 宮田 隆夫, 近藤 譲
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 282-288
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    Candida albicans(C.albicans)に対する特異IgE抗体とIgG抗体を, 菌体そのものを固相として用いて, それぞれ, RASTとELISAで測定した.菌株によって, その表層抗原はIgE抗体でみてもIgG抗体でみても異なっていた.しかし, 検討した5株の中でNUM110の表層には最も多種類の抗原が備っていたので, 固相として用いるのに妥当と考えられた.50% inhibition testの結果からIgE抗体あるいはIgG抗体に対するC.albicansの主要抗原は症例によってCandida抗原の異なる分画に存在していた.つまり, それぞれの特異抗体に対する主要抗原は複数であり, 症例によって反応する抗原が異なっていることが示唆された.また, 症例によっては, IgE抗体とIgG抗体とで反応する抗原の存在する分画が異なっていた.Pharmacia製Candida allergen discと菌体によるRASTとを比較すると, IgE抗体値はよく相関しており, 蛋白, 糖蛋白あるいは糖ペプチドのような第一級アミノ基を含んだ成分がIgEが抗体の主要抗原として重要であると示唆された.
  • 藤谷 哲造, 井上 健造, Middleton Elliott Jr.
    原稿種別: 本文
    1983 年 32 巻 5 号 p. 289-295
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    PHAで刺激したヒト末梢単核球培養上清をモルモット回腸に前処置すると, ヒスタミンによる筋収縮が増強する.この平滑筋収縮増強因子は, 分子量1000以下であり, 60℃, 60分間の加温によっても矢活せず, atropineやtetrodotoxin, FPL 55712, indomethacinでは収縮増強作用は影響を受けなかった.indomethacinであらかじめ単核球を処理しておくと, この因子の産生は完全に抑制された.classical prosta-glandinも平滑筋収縮増強を示したが, 活性をもつ培養上清中のprostaglandin量を測定したところ, 極めて微量で収縮増強を示す量ではなかった.これらの事実から, 平滑筋収縮増強因子はアラキドン酸カスケードのcyclooxy-genase pathwayの産物で既知のprostaglandinとは異なったものである可能性が考えられる.
  • 原稿種別: 付録等
    1983 年 32 巻 5 号 p. 296-299
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1983 年 32 巻 5 号 p. Cover24-
    発行日: 1983/05/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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