アレルギー
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33 巻, 6 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1984 年 33 巻 6 号 p. Cover24-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1984 年 33 巻 6 号 p. Cover25-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1984 年 33 巻 6 号 p. Misc9-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 33 巻 6 号 p. App4-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 33 巻 6 号 p. App5-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 33 巻 6 号 p. App6-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 長谷川 高明, 小倉 庸蔵, 小崎 武, 水上 勇三
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 303-307
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    喘息患児(7.6±0.6歳)11名のテオフィリン(TPH)体内動態を検討した.アミノフィリン錠2.35-4.65mg/kgを連続投与した.血中TPH濃度をsubstratelabeled fluorescent immunoassay法で測定し, pharmacokinetic parametersはNONLIN programを用いて, one-compartment modelにより解析した.分布容量0.446±0.041L/kg, クリアランス48.96±2.87ml/hr/kg, 吸収速度定数 1.529±0.232h^-1, 消失速度定数0.116±0.009h^-1, 半減期6.27±0.42hr, 連続投与後の平均血中濃度は8μg/ml以上で, 投与量と定常状態の血中濃度には有意な相関(r=0.674, p<0.05)があった.血中濃度8-20μg/mlの維持投与量は11名中10名で4.1-7.2mg/kgであった.この値は喘息患児のTPH臨床使用に役立つと思われる.
  • 浜口 富美, 鵜飼 幸太郎, 原田 泉, 坂倉 康夫
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 308-317
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    研究目的:加齢が小児鼻アレルギーにどの程度の影響を及ぼしているかアンケート調査及び臨床検査により検討した.方法:1973年-1979年の7年間に三重大学医学部耳鼻咽喉科外来を受診し精査し得た3歳-15歳までの小児375名に対し, 1982年10月アンケート調査を行い回答の得られた179例(47.7%), 再検査し得た120例に対して集計した.結果:小児鼻アレルギーの成長に伴う改善率は58.3%であり, 一方減感作治療群は80.0%の改善率を示しこれは非減感作群に比べ有意に高い.さらに成人鼻アレルギー群と比較しても, 改善率は有意に高かった.改善する年齢は, 喘息合併の有無にかかわらず15歳であった.減感作を行うと, 行わない群に比べて13歳頃と早期に改善する傾向が認められた.成長による陽性抗原の変動は, 非減感作群で新たな抗原を合併したのは50.0%, 減感作群では22.0%であり, 両者間で有意差を認めた.
  • 三ツ林 隆志
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 318-327
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    (目的)小児気管支喘息の施設療法における鍛練効果を運動誘発テストにより評価した.(方法)喘息児34名について6カ月間の水泳を中心とした鍛練を実施し, その前後でトレッドミルによる運動誘発テストに対する反応を脈拍と種々の肺機能により比較検討した.アンケートにより予後調査を行い加えた.(成績)臨床的に症状が改善し投薬を減量できた改善群21名と, できなかった悪化群13名に分けた.運動負荷直後の脈拍は160-170/分に上昇した.ピークフローの変動パターンにおいて有意差を認めた.肺機能は両群間で鍛練前に差がなく, 鍛練後で有意差を認めた.予後は改善群が悪化群に比べて良好であった.(まとめ)施設療法における鍛練の効果についてトレッドミルによる運動誘発テストで判定を試み, ピークフローの変動パターンの分析が予後の判定に有用であると考えられた.
  • 溝口 靖紘, 池本 吉博, 新井 孝之, 山本 祐夫, 森沢 成司
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 328-335
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    健常ヒト末梢血から分離した単核細胞にin vitroでpokeweed mitogen (PWM)で刺激する際に, 同時にグリチルリチンを添加すると, PWM単独刺激の場合より抗体産生細胞の形成が有意に増加した.さらに, グリチルリチンを加えて培養した単球細胞培養上清を単核細胞に添加すると, PWMによる抗体産生細胞の誘導が増強された.これらの単球細胞培養上清をSephadex G-75カラムクロマトグラフィーで分画して, インターロイキン-1(IL-1)分子の大きさに相当する分画を添加した場合に最も抗体産生細胞数が増加した.このグリチルリチン処理培養上清中にはIL-1の存在が認められた.以上の結果から, グリチルリチンには免疫応答を増幅する作用があり, その少なくとも一部は抗原提供細胞であるマクロファージー単球細胞系の作用を介して発現するものと推測された.
  • 荻原 篤
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 336-343
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    末梢血単核亜型のagingによる成熟度を明らかにするため, 新生児, 乳児, 幼児および学童の末梢血単核球亜型をモノクローナル抗体 (Leuシリーズ)を用いて, fluorescence activated cell sorter (FACS IV)で測定した.対象は臍帯血14例、乳児13例, 幼児11例, 学童15例および20代から30代までの成人13例である.結果: 1) Leu 4陽性細胞(pan T cell)は臍帯血で低値であったが, そのほかの年齢では成人とほぼ同じレベルであった.Leu 2陽性細胞(suppressor/cytotoxic T cell)は臍帯血, 乳児期および幼児期の年齢とともに増加し, 幼児期で成人のレベルに達した.Leu 3陽性細胞(helper/inducer T cell)は幼児期で高値であったが, その他の年齢群では成人とほぼ同じレベルであった.Leu 3陽性細胞とLeu 2陽性細胞の比であるTh/Ts比は臍帯血および乳児期で高値を示し, 以後低下し, 幼児期でほぼ成人のレベルに達した.Leu 7陽性細胞(NK/K cell)は年齢とともに増加した.2) Leu 10陽性細胞(B cell/macrophage)は臍帯血および各年齢群で差が認められなかった.3) Leu M3陽性細胞(macrophage/monocyte)は臍帯血で高値で, その後乳児期で減少し, 幼児期および学童期とやや増加する傾向がみられた.4) HLA-DR陽性細胞は臍帯血と成人では差がみられず, その他の年齢群では成人に比べやや高値であった.以上の結果は, 小児期の単核球亜型の成熟状態やアレルギーおよび免疫疾患の診断やその成り立ちの解析の基礎資料として重要であると思われる.
  • 生井 聖一郎, 牧野 荘平
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 344-356
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ハチ過敏の発生について6町全住民88202人につき調査, 一部の保育園児, 学校生徒について追加補正し, 疫学的, 免疫学的検討を行った.1)1000名の衛生役員を通じアンケート調査を行い, 101名の過敏者の存在が報告された.2)アンケート調査に返答のなかった住民に無作為に200世帯808名を選び直接電話により調査し, 1名の過敏者を発見し, 未返答群の中に109名の過敏者の存在が推定された.園児, 学校生徒について追加調査の結果, 109名の過敏者の存在が推定された.総計320名となり, 全地域での発生率は0.36%となった.3)年齢別発生率をみると, 学校生徒で0.8%, 40歳から69歳で0.07%であった.4)過敏者で局所反応, 軽症全身反応, 重症全身反応, 遷延型局所反応を示したものは過敏者の57%, 32%, 5%, 5%であった.5)原因バチはアシナガバチによるものが73.3%と多く, スズメバチによるものは重症者が多かった.6)職業別では山林労働者に7.26%と高い発生率を示した.7)過敏者のうち29名について掻皮反応を行い, 1列を除き全例に陽性を示した.14名の過敏者血清でRASTを行った結果, いずれかの抗原に陽性を示した.8名の正常人は両検査にすべて陰性を示した.本調査の正しさを示している.8)過敏者での虫体抗原による掻皮反応, RASTの陽性率は20-30%と低率で, 診断的意義は低い.9)過敏者の20%にアトピー性疾患がみられ, 血清IgE値も高く(平均268.8IU/ml)ハチ過敏のrisk-factorとして無視できない.
  • 谷藤 一生
    原稿種別: 本文
    1984 年 33 巻 6 号 p. 357-363
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ホヤ喘息の減感作療法の奏効機序を明らかにするために, ホヤ喘息患者にホヤ粗抗原, ホヤ精製抗原EiMおよびGi-rep添加による試験管内ヒスタミン遊離試験を行い, 以下の結果を得た.各種ホヤ抗原添加によるヒスタミン遊離率は, ホヤ喘息減感作療法施行群で減感作療法未施行群に比べて有意の低値を示した.またホヤ喘息減感作療法施行群のヒスタミン遊離率は, カキ打ち作業季節中と季節外の間で差を認めなかった.各種ホヤ抗原添加によるヒスタミン遊離率は, 減感作療法施行後5-8カ月以上で施行前に比べて有意の低下を認めた.全血ヒスタミン値は, ホヤ喘息減感作療法長期施行群で健常者および減感作療法未施行群と比べて有意の高値を示した.しかし減感作療法短期(2年以内)施行例では, 施行前後で有意の差を認めなかった.以上のことから, ホヤ喘息における特異的減感作療法の奏効機序として, ヒスタミン遊離の抑制が関与していると推測される.
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 33 巻 6 号 p. 364-367
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1984 年 33 巻 6 号 p. Cover26-
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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