アレルギー
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46 巻, 1 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 46 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 46 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 46 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 46 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 杉本 日出雄
    原稿種別: 本文
    1997 年 46 巻 1 号 p. 1-6
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 菅田 彰, 今井 俊道, 伊平 慶三, 堀越 正二郎, 岡本 美智子, 足立 満
    原稿種別: 本文
    1997 年 46 巻 1 号 p. 7-15
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ビーグル犬を用いて, 呼吸抵抗, 気道反応性, 心拍数, 呼吸数に対するtheophylline及びdoxofylline の影響について検討した. theophyllineはおよそ1週間の間隔で10mg/kg, 20mg/kg及び40mg/kgを経口投与し, 呼吸抵抗, 気道反応性, 心拍数, 呼吸数を測定し, controlと比較した. 引き続いて同じビーグル犬を用いて, doxofylline 20mg/kg, 40mg/kg及び80mg/kg経口投与による呼吸抵抗, 気道反応性, 心拍数, 呼吸数への影響を観察した. 吸入methacholineに対する気道反応性は, 7Hz oscillation 法によるアストグラフにより測定した. 初期呼吸抵抗はtheophylline 40mg/kg投与後に有意に低下したが(p<0.01), doxofylline投与では全ての用量において有意な低下は認められなかった. 気道反応性はtheophylline投与では40mg/kg投与後に有意な低下が認められたが(p<0.01), doxofylline投与では40mg/kg (p<0.05)及び80mg/kg (p<0.01)投与で有意に低下し, 用量依存性が認められた. 心拍数はtheophylline 10mg/kg投与より用量依存的に増加し(p<0.01), 40mg/kg投与後にはcontrol と比較し2倍以上に増加した. doxofylline投与では20mg/kg及び40mg/kg投与においては心拍数への明らかな影響はなく, 80mg/kg投与後に40%程度の増加が認められた(p<0.01). 呼吸数はtheophylline投与では40mg/kg投与後に有意に増加したが(p<0.05), doxofylline投与では全ての用量において有意な増加は認められなかった. 以上の結果より, doxofyllineはtheophyllineに比較し, より心拍数, 呼吸数への影響が少ない用量において気道反応性を低下させることが示された.
  • 佐藤 美恵, 中島 宏和, 福田 健
    原稿種別: 本文
    1997 年 46 巻 1 号 p. 16-25
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    「好酸球は気道粘膜において様々な作用を持つeffector cellとして働き, 喘息病態に深く関与する」という好酸球仮説が, 多くの証拠によって支持されているが, 少数ながらこれに反する報告もみられる. そこで, われわれは有症状喘息患者15例, 無症状喘息患者17例, ステロイド投与中の喘息患者11例より気管支粘膜組織を生検で採取し, Hansel染色およびEG2モノクローナル抗体による免疫染色を行い, 総好酸球数, 好酸球の活性化状態に差があるか否かについて検討した. 有症状群は他群に比べ, Hansel染色陽性細胞数・EG2染色陽性細胞数・好酸球活性化率共に有意に増加していた. 全喘息患者において, 1mm^2当りのHansel染色陽性細胞数とEG2染色陽性細胞数の間には正の相関関係が認められた. 43例中15例でTリンパ球サブセットの解析を行い, Hansel染色陽性細胞数はCD3, CD4, CD25, 好酸球活性化率はCD4, CD25との間に正の相関関係を認めた. これらの所見より, 好酸球は喘息の病態に深くかかわっていること, その浸潤と活性化はTリンパ球の活性化と関係があることが示唆された.
  • 向井 秀樹, 金子 聡, 斉藤 典充, 長瀬 彰夫, 新井 達, 平松 正浩, 加藤 博司
    原稿種別: 本文
    1997 年 46 巻 1 号 p. 26-33
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    アトピー性皮膚炎(AD)における抗マラセチア特異IgE (MfIgE)抗体の臨床的意義について検討した. 0〜52歳までのAD 147例に抗MfIgE抗体を測定. 年齢別陽性率や陽性度の違い, 小児と成人において顔面, 躯幹の重症度別に陽性率を比較した. 合併症として鼻炎や脂漏の有無, さらに血清IgE-RIST値についても検討した. 抗MfIgE抗体は0〜2歳の陽性率が最も低く, 次の3〜9歳に急速に上昇, その後, 加齢とともに上昇傾向をみる. 0〜2歳の陽性率は, 他の年齢層に比較し統計的に有意差がある. 陽性度がクラス3以上の強陽性率は, 0〜2歳ではゼロであり, 3〜9歳から加齢とともに上昇し20歳台にピークをみる. 上述した陽性率と異なり, 20歳台と3〜9歳, 10〜19歳との間には有意差を認める. 陽性率は, 顔, 躯幹の重症度に関係なく, 小児例に比し明らかに成人例は高い. 成人例において, 顔の重症度に比例して陽性率は上昇. 顔の重症度に比例して強陽性率も高くなり, 躯幹の重症度や脂漏の合併率とも相関している. 加えて, 血清IgE-RIST値の上昇とも相関する結果がえられた.
  • 木村 光明, 鶴田 悟, 吉田 隆実
    原稿種別: 本文
    1997 年 46 巻 1 号 p. 34-41
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    アトピー性皮膚炎患者のダニアレルゲン特異的リンパ球増殖反応をフローサイトメトリーで測定した. アトピー性皮膚炎患者のダニS.I.F. (stimulation index measured by flow cytometry)値は全年齢を通して非アトピー対照より高値であり, アトピー性皮膚炎発生と何らかの関連があることが示唆された. 乳児アトピー性皮膚炎患者のダニIgE-RAST値は年長患者より低いがダニS.I.F.値は逆に年長患者より高値であった. 1歳以上のアトピー性皮膚炎患者ではダニS.I.F.値とダニIgE-RAST値との間に有意な正相関が認められ, ダニS.I.F.値にはIgE抗体産生を促進させるヘルパーTリンパ球の活性が反映されていることが示唆される. 乳児ではダニS.I.F.値が亢進しているにもかかわらずダニIgE-RAST値が低値または陰性の症例が存在し, 両者間に正相関傾向は見られるものの有意なレベルには達しなかった. これは, ダニに対するTリンパ球の感作が特異IgE抗体の産生に先行して乳児期にすでに始まっていることを示唆するものと思われる.
  • 伯川 純一, 表 祥宰, Vinuesa Miguel A, 田中 洋一, 片山 一朗
    原稿種別: 本文
    1997 年 46 巻 1 号 p. 42-48
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    われわれは, オボアルブミン(OVA), アラムで腹腔感作したBALB/cマウスを用いて, 皮膚および腸管の遅発型反応(late phase response ; LPR)における好酸球浸潤に対するleukotrieneB_4 (LTB_4)の関与について検討した. 同感作マウスの皮内および腸管へのOVAチャレンジによる好酸球浸潤のピークはそれぞれ12時間後, 6時間後であった. 両臓器の好酸球浸潤は, チャレンジ30分前にLTB_4 antagonist (ONO-4057)を腹腔投与することにより有意に抑制された(皮膚 : p<0.05, 抑制率 : 53.3%, 腸管 : p<0.05, 抑制率 : 73.7%). さらに, 皮膚における好酸球浸潤抑制効果をPAF antagonist, 抗IL-5モノクロナール抗体(a-IL-5mAb)を腹腔前投与し検討したところ, a-IL-5mAbでは有意な好酸球浸潤抑制効果がみられたが(p<0.05, 抑制率 : 89.6%), PAF antagonistでは有意な抑制はみられなかった. LTB_4 antagonist (ONO-4057)の皮膚および腸管のLPRにおける好酸球浸潤抑制効果よりLPRの関与が考えられるアトピー性皮膚炎の皮疹や食物アレルギーのコントロールに有用である可能性が示唆された.
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 46 巻 1 号 p. 49-
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 46 巻 1 号 p. 50-60
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 46 巻 1 号 p. 61-64
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 46 巻 1 号 p. Cover3-
    発行日: 1997/01/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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