アレルギー
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64 巻 , 10 号
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専門医のためのアレルギー学講座 ―バリア機能の破綻とアレルギー―
ガイドラインのワンポイント解説
原著
  • 齋藤 明美, 高鳥 美奈子, 高鳥 浩介, 谷口 正実
    64 巻 (2015) 10 号 p. 1313-1322
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
    【背景】約30年前(1983年から1992年)と同一採取地点で,同一手法によって空中飛散真菌を計測している.  【目的】1993年から2013年まで20年間の空中飛散真菌の推移を検討した.  【方法】落下法で採取した.ポテトデキストロース寒天培地を含む90mmのシャーレを10分間開放,25℃で7~14日培養後,真菌を同定して計数した.  【結果】1993年から2013年まで20年間の各年総真菌コロニー数の平均値は507(cfu/5 plate)であった.空中飛散真菌の優先種はCladosporiumAlternariaPenicilliumUlocadiumFusariumArthriniumEpicoccumAureobasidiumCurvulariaNigrosporaAspergillusなどであった.各年の総真菌コロニー数とCladosporiumのコロニー数の間には有意な相関が認められた.AlternariaArthriniumEpicoccumCurvulariaは1983年から1992年までの10年間と比較して有意に減少していたが,CladosporiumPenicilliumは同等であった.  【結語】Cladosporiumが最優先種となった.この研究は,長期間の計測により空中飛散真菌の推移を明らかにした点で,大変貴重である.
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  • 湯田 厚司, 小川 由起子, 鈴木 祐輔, 有方 雅彦, 神前 英明, 清水 猛史, 太田 伸男
    64 巻 (2015) 10 号 p. 1323-1333
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
    【背景】本邦初のスギ花粉症舌下免疫療法(SLIT)薬が発売された.  【目的】スギ花粉症SLITの初年度の臨床効果を検討する.  【方法】初年度(2015年)のスギ花粉飛散ピーク時にSLIT191例,皮下免疫療法(SCIT)48例(治療開始後1年目の他に36例の2年目以降を含む),初期療法191例,飛散後治療141例,未治療169例で,日本アレルギー性鼻炎QOL調査票,visual analog scale,各症状スコアおよび症状薬物スコアで評価した.  【結果】軽微な副反応を40.5%に認めたが,治療中止例はなかった.ドロップアウトは5例(2.2%)で,やむを得ない理由での中断が3例(1.3%)であった.薬剤服用率は89±12%であった.ほぼ全ての項目の平均値でSCITはSLITより良かったが有意な差ではなかった.SCITとSLITは他の薬物療法より有意に良好であった.併用薬の無い,鼻眼症状スコアが1点以下の例はSLITの16.8%であった.  【結語】SLITは,SCITより若干効果で劣るが有意ではなく,初期療法などの薬物治療より有意に良好であった.
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症例報告
  • 秋山 訓通, 横村 光司, 野末 剛史, 阿部 岳文, 松井 隆, 須田 隆文
    64 巻 (2015) 10 号 p. 1334-1340
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
    メサラジン内服中に薬剤性肺炎を発症した潰瘍性大腸炎の3症例を経験した.45歳男性例はメサラジン内服3カ月後に咳嗽と両側性の浸潤影で,22歳女性例は内服1カ月後に咳嗽と発熱,両側性の浸潤影で,83歳男性例は内服8カ月後に咳嗽と発熱,片側性のすりガラス影で発症し,いずれの症例も同剤の中止のみで軽快した.他の原因を認めず,過去の報告例に類似した画像及び経過を呈していたことから,同剤による薬剤性肺炎と診断した.  メサラジンの適応となる炎症性腸疾患の症例数は年々増加しており,これら症例に対する薬剤使用頻度のさらなる増加に伴い薬剤性肺炎の発生数も増加することが予想され,注意が必要と思われたため報告した.
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  • 柳田 紀之, 飯倉 克人, 小倉 聖剛, 王 怜人, 浅海 智之, 佐藤 さくら, 海老澤 元宏
    64 巻 (2015) 10 号 p. 1341-1347
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
    【目的】アドレナリン自己注射薬を誤射した3症例の臨床経過を検討し,報告する.  【症例1】50代女性がエピペン®0.3mgをトレーナーと間違えて自分の右大腿部に誤射した.収縮期/拡張期血圧は7分後に144/78mmHgと一過性の上昇を認め,14分後には軽快した.7分後に動悸を訴えた以外,自覚症状は注射部位の局所の痛みのみであった.  【症例2】6歳男児がエピペン®を用いて遊び,右第二指に誤射し,貫通した.貫通部位の発赤,腫脹を認めたが,保温のみで誤射80分後には軽減したため,帰宅した.【症例3】4歳女児がエピペン®を用いて遊び,右大腿に誤射した.誤射23分後に収縮期/拡張期血圧は123/70mmHgと一過性の上昇を認めたが軽快し,1時間後,帰宅した.  【考察・結語】アドレナリン自己注射薬の誤射による副反応は一過性であり,3例とも重篤な副反応は認めなかった.アドレナリン自己注射薬の誤射防止のため取り扱いには十分な注意が必要である.
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Letter to the Editor
アレルギー用語解説シリーズ
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